「海扇」でなんと読む?
「うみおうぎ」とも読むこの言葉。
ある貝を指しています。
これな~んだ?
答え:ホタテガイ
答えは「ホタテガイ」でした!一般的に目にするのは「帆立貝」のほうかも知れませんね。海扇はイタヤガイ科に属した貝で、世界中に300種類ほどの海扇がいると知られています。
春 - 春分 - 菜虫化蝶 雀始巣 (すずめはじめてすくう)3/20~3/24頃
— ぱんでみ (@PandaDemiglace) March 21, 2021
ホタテ貝。旬は産卵を控える冬から春にかけて、特に3月頃が美味。名前の由来は、殻がひらいた時の様子が、帆を立てた船に似ている事からだとか。海扇という雅称もある。貝殻以外の殆どの部位が食べられる。 pic.twitter.com/8ZCcHhA7DI
海扇の由来
一説によると、海扇の殻の形が扇に似ていることから「海扇」と書くようになったのだそう。
ちなみに、昔は海扇の殻を帆のように立てて海の中を移動すると考えられていたことから帆が立つ貝=「ホタテガイ」と呼ばれるようになったそうですよ(諸説あり)。また英語では「scallop」と表記しますが、殻をお皿の代わりに使えることや、頭蓋骨に似ていることが由来ではないかと言われています(諸説あり)。
北海道:雄武町
雄武町にある雄武町は海扇の産地です。3~4年ほどの長い年月をかけて成長する海扇。雄武町では1年育てた稚貝を海底に沈め、3~4年かけて成長した海扇を漁獲しています(地撒き式)。雄武町の海扇の旬は初夏から秋頃。流氷がもたらす栄養により大きく育った海扇は刺身はもちろん、フライやバター焼きなどにしても絶品なんだそうですよ。
今回は「海扇」をご紹介しました!
参考
青森県水産総合研究センター増養殖研究所(https://www.aomori-itc.or.jp/public/zoshoku/top.html)
雄武町(https://www.town.oumu.hokkaido.jp/index.html)
雄武町観光協会(https://welcome-oumu.hokkaido.jp/)