那覇市宇栄原の住宅街にある『安室鮮魚店』は、その日に仕入れた新鮮なさしみが並ぶ昔ながらのさしみ屋さん。
この鮮度とボリュームで500円!
お店近くにあった『田原公設市場』内で40年以上営業
「当時は周りに何も無かったから繁盛したねー。おかげで子どもを大学に通わせることもできたしね。」(お母様)
8つあった那覇市公設市場の一つで、1965年(昭和40)に市場付きの市営住宅として開設。1階が公設市場、2〜4階が市営住宅となっていた。地域のランドマーク的存在で、当時の生活に必要なものが何でも揃う、と遠方からも買い物客が訪れ大変賑わった。2011年に廃止。現在跡地は更地となっている。
「今はさかな屋をやっていくのは大変だから、お店を再開するのはどうかなーと思ったんだけど、どうしてもやりたいって言うからさー手伝ってるわけよー」(お母様)
那覇市内では特に、こうした “さしみや” はほとんど見かけなくなった今、うるく地域でさしみ屋があるというのは本当に貴重です。
美味しくて、懐かしい。希少な “さしみ屋”
スーパーも便利ですが、こういうお店ってやっぱりいい。
ずっとあってほしい、地域にとって大切なお店。地域みんなで応援していきたいです。
安室鮮魚店
住所:沖縄県那覇市宇栄原2丁目9-2
Tel:098-858-7401
営業時間:10:00-20:00
定休日:日曜
駐車場:なし
【安室鮮魚店】宇栄原で40年以上!親子で切盛りするさしみ屋さん_うるくローカルプレス
沖縄県那覇市の最南端に位置する「小禄(おろく、沖縄方言:うるく)」地域。「うるくんちゅ」と呼ばれる地元民、歴史・伝統文化が残り ”沖縄の今と昔”が程よく共存している”うるく地域”のあれこれをご紹介します。
うるくローカルプレス