「鬼首」温泉の読み方わかりますか?
宮城県大崎市にある「鬼首」温泉、なんと読むでしょう。
おにくび温泉?
きくび温泉?
・・・正解は!?
正解:おにこうべ温泉
正解はおにこうべ温泉。鬼首温泉は鳴子温泉郷という、
- 鳴子温泉
- 東鳴子温泉
- 川渡温泉
- 中山平温泉
- 鬼首温泉
の5つから構成される温泉郷のひとつです。
鬼首温泉は間欠泉が有名で、100℃近い天然温泉が湧き出てくる地。無色透明でとろっとした肌触りの温泉は1959年、国民保養温泉地に指定されており、江戸時代中期頃には湯治湯として鳴子一番とも言われていたのだとか。
鬼首温泉の由来
なぜこの地が鬼首と呼ばれるようになったのかというと、さまざまな説があるようです。
1200年ほどの昔、箟岳山(宮城県涌谷町)に大武丸という蝦夷がいました。坂上田村麻呂が大武丸を打首にしたところ首が飛びました。その首が落ちた地を鬼切辺(おにきりべ)と呼び、やがて鬼首になりました。
アイヌ語で「小さな川が集まって大きな川になる所」を意味する「オニカペツ」がやがて鬼首になりました。
など地名の由来は諸説あります。
引用:鬼首温泉観光協会公式HP
温泉のパワーを感じる鬼首温泉の「鬼首地獄谷」
鬼首温泉にある鬼首地獄谷では、約1kmに渡って整備された遊歩道が存在し、至る所で源泉が湧き出る様子を観察することができます。あちこちでゴボゴボ音がしてシューっと吹出して止まって、「地球が生きている!」と思わず言ってしまうのだとか。また朝日を浴びながらこの遊歩道を歩くと、源泉の湯気が光に照らされて幻想的な景色になるのだそう。
まるで滝のようにお湯が湧き出る様子を間近で見れる場所も。温泉と言えばゆっくり浸かるイメージですが、温泉の迫力あるダイナミックな面が楽しめるのも遊歩道ならではですね。遊歩道にある「紫地獄」では温泉が3~4mの高さに噴きあがる姿が見られるので、ぜひ見学してみてくださいね!※お湯は100℃近い熱湯なので絶対に触らないでください。
一年中、いつ来ても美しい自然が待っている
鬼首は荒雄岳を中心として反時計回りに荒雄川が流れるカルデラ的地形が独特の春・夏・秋・冬・全てが美しい温泉郷です。
春は山々の新緑と花、夏は大自然の中でアウトドア、秋は見渡す限りの紅葉、冬はスノースポーツ、1年を通して魅力が満載です。
引用:鬼首温泉観光協会公式HP
鬼首温泉観光協会 菊池さんにおすすめの風景を聞いたところ、どの景色も素敵で迷ってしまうが個人的には、鬼首の名峰禿岳をバックにした放牧場ののどかな風景が好きなのだそう。目の前に広がった草原と少し雪が残る名峰禿岳、心が洗われそうです・・・!
難読地名から次の旅行先を決めるのもアリ!?
鬼首温泉のほかにも日本全国には難読地名がまだまだあります!「なんて読むのだろう?」という地名への興味から、次の旅行先を見つけるのも面白いかもしれませんね。
鬼首温泉観光協会公式HPはコチラ