「鰍」これなんて魚?
北海道では鰍汁が有名ですよね。
魚へんに秋と書いて・・・これな~んだ?
答え:かじか
答えは「かじか」でした!鰍はスズキ目カジカ科に属した魚で日本固有種のひとつです。比較的深い海底に住んでいる鰍ですが、12~2月の産卵期になると沿岸部にあらわれるため漁獲量もその時期が特に多くなるのだそう。大きな口が特徴で、小魚から貝などさまざまなものを食べて暮らしています。
北海道の鰍
鰍と聞くと川に棲む小型の魚をイメージする方も少なくありません。しかし北海道で獲れる鰍は大きく、なかでも棘鰍という種類になると全長50cmを超えるものもいるのだとか。北海道では冬になるとスーパーの鮮魚売場などでよく見かけるようになるほどポピュラーな食材で、棘鰍のオレンジ色をした肝臓は「海のフォアグラ」と言われ、高値で取引されています。
冬の味覚のひとつ「鰍汁」
鰍をぶつ切りにして肝や白子、大根、ジャガイモなどを入れて煮込んだ味噌仕立ての「鰍汁」は、北海道の冬の味覚のひとつ。鰍のダシが染みた野菜は絶品で、鰍汁のあまりの美味しさに鍋が壊れるほど箸をつついて食べたことから「鍋こわし」という異名を持っているのだとか。
母が鰍汁作ってくれた…
冷えた身に染みる…美味い pic.twitter.com/Jc3jr43QrV— 歯茎ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙bot DM (@DM86718535) October 22, 2020
今回は、鰍をご紹介しました。ぜひ冬の北海道に訪れた際には鰍汁を味わってみてくださいね!