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「軽羹」どんなお菓子?鹿児島県の銘菓にも。

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目次

「軽羹」なんて読む?

ヒント①:蒸し菓子
ヒント②:冠婚葬祭のお菓子としても利用

 
写真提供:写真AC

答え:かるかん

答えは「かるかん」でした!軽羹は、山芋、水、かるかん粉などを使用して作られるお菓子です。冠婚葬祭の贈答用菓子としても知られています。軽羹という漢字は軽羹の材料を混ぜたときより蒸しあがった時のほうが軽くなることから、軽い羹(あつもの)=軽羹と書くようにになったのだそう(諸説あり)。

鹿児島県の銘菓

軽羹は鹿児島県の銘菓のひとつです。薩摩藩第11代藩主「島津斉彬」が、保存食の研究のために江戸から来た菓子職人に創作させたものだと言われています(諸説あり)。軽羹の原料である山芋が多くの土地で自生していたこと、琉球や奄美地域から砂糖が手に入れやすかったことなどの理由により、軽羹は鹿児島県に根付いていったのだと考えられているのだとか。ですが他の地域より手に入れやすいものの、砂糖が貴重であることに変わりはなく、軽羹が庶民のなかで浸透していったのは明治時代以降。それまでは主に大名家で食べるものという認識だったのだそう。また餡を包んだ「軽羹まんじゅう」は県内外で人気の高い一品です。

今回は、軽羹をご紹介しました。しっとりとして柔らかい食感の軽羹。ぜひご賞味あれ!

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