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みんな電力|10月1日の「日本酒の日」から長野県上田市・岡崎酒造へ再エネ供給開始

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株式会社UPDATER(10月1日よりみんな電力株式会社より社名変更、所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)の再生可能エネルギー事業 みんな電力において、美味しい酒造りの土壌である豊かな信州の自然を守る想いに共感し、10月1日の日本酒の日より、岡崎酒造株式会社(所在地:長野県上田市、代表取締役社長:岡崎謙一)へ再生可能エネルギー100%電力の供給を開始、自然に配慮した酒造りを、電力供給を通して支援します。

目次

1.岡崎酒造について

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<左:岡崎酒造、右:酒造りの様子>
岡崎酒造は寛文5年(1665年)より長い歴史に裏づけられた伝承の技でよりよい酒を消費者に提供するため、一致協力し、地元の皆様に愛される酒造りを努力しています。酒造りに適した米を酒造好適米と言いますが、菅平水系の水、県産の米をたっぷりと使って、限定吸水・箱麹・小仕込みでコツコツ手造りしています。

<岡崎酒造の特徴>
・豊かな環境に育まれ醸し出される信州でしか出来ないお酒を目指しています。
・信州亀齢(きれい)は、信州の米と水を大切に考える酒蔵です。
・岡崎酒造は、日本棚田百選の稲倉の棚田で良質の酒米を栽培することを始めています。

岡崎酒造代表銘柄「信州亀齢(きれい)」

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<左から、稲倉の棚田産ひとごこち 純米吟醸(無濾過生原酒)、稲倉の棚田産ひとごこち

2.電力切り替えの背景

酒蔵は品質管理のため、24時間電気を使用している
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<製造現場の様子>
酒蔵では、精米から瓶詰まで複数の工程を経て製造されます。その繊細な品質管理を支えるため、酒蔵では、基本的に24時間電力を使用し続けています。したがって一般的に、酒蔵では、季節や日中・夜間を問わず一定以上の電力使用量が必要になっています。岡崎酒造では、おおよそ年間で93,000kWhの電力を使用しており、そのCO2排出量は約40tでした。森林吸収換算すると、スギの木4,545本で1年間かかって吸収する量に相当します。

酒造りの基本は地元の豊かな自然にはぐくまれた米と水あってこそという強い思いがあり、今回、環境へ配慮した電力への切り替えに至りました。

電気も地元で調達、経済圏を地元で完結させる
今回岡崎酒造が切り替える電力プランでは、みんな電力独自のブロックチェーン技術により、長野県上田市からほど近い長野県茅野市の「八ヶ岳第一発電所」で発電された電気が供給されます。地元で発電された電気を使い、電気料金を地元の発電事業者へ還元することで、経済圏を地元で完結できるモデルが実現されます。

3.岡崎酒造が利用する電気料金プラン

<法人のお客様向けのプランについて>
電源構成やトレーサビリティの有無で2つのプランよりお選びいただけます。今回岡崎酒造が利用したのは「ENECT RE100プラン」で、CO2フリーであることに加えて、電源も100%再生可能エネルギー由来である電気が供給されます。加えて、みんな電力独自のブロークチェーン技術によって、目に見えない電力のトレーサビリティを実現、どこの土地でどのように作られた電気かが分かり、発電事業者を選べるようになりました。

参考:
みんな電力は、岡崎酒造に加えて吉田酒造、井上酒造、 寺田本家に「ENECT RE100プラン」で再エネを供給しています。それぞれ自然に配慮した酒造りを目指し、電力の切り替えはじめ様々な取り組みを行っています。
みんな電力では地域社会の持続可能性を重視した全国の再生可能エネルギー発電所と直接契約しています。そのため、再エネを選ぶことに加え、さらに地元など縁のある発電所を選択する需要家が酒造家の中でも増えています。

UPDATERのオウンドメディア「TADORi」で、老舗酒造の再エネ切り替えについてタドリ中!

4.岡崎酒造 岡崎謙一氏からのコメント

今回電力の切り替えにいたった背景としては、やはり私たちが丹精込めて作る日本酒が、豊かな水と米、自然環境あってこそ出来上がるものだからです。加えて、私たち岡崎酒造は350年続く酒蔵です。先代たちからの歴史が詰まった日本酒を、絶やさず次世代に繋げていかなければなりません。そのために今、自分ができるアクションの一つが電力の切り替えでした。コロナ禍で酒造業界は厳しい状況に置かれていますが、乗り越えて次の世代にバトンを渡すためにできることから始めていきたいと考えています。そうした思いも含めて私たちの作った日本酒を味わってもらえたら嬉しいです。

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