現代のライフスタイルにこそ最適な掃除道具として、愛用者が多いのが昔ながらの「ほうき」。電気がいらないのは言わずもがなですが、騒音や排気を出さずに使えるというのは、時間も隣人も気にする必要がなくかなり重宝。オンライン会議中の同居人を気遣ったり、お昼寝中の赤ちゃんを起こしたくないときも、ほうきがあれば掃除を後回しにしなくて済みますよね。
目次
江戸っ子が愛用した軽く、コシのあるほうき
江戸時代の1830年に創業、ほうき専門の老舗として知られるのが「白木屋傳兵衛商店」。
東京・京橋にある店舗では、今も昔と変わらない製法で熟練職人が一本ずつ、江戸ほうきを手作りしています。
柄竹と穂先のバランスを考えて、ほうきを使った時にいちばん軽く感じるように編み上げられているのが、江戸ほうき。さらに職人が厳しく選別したホウキモロコシのみを使っているので柔らかくてコシがあり、力を入れなくてもササッと掃けるのが特長です。また、ホウキモロコシから出るアクは、畳に使えば艶出し効果もあるといいます。
100%の天然素材では傷みやすいイメージがありますが、実は5〜7年と長持ち。穂先が曲がってしまったら水を含ませれば戻るし、不ぞろいになってしまったらハサミで切るだけと手入れも簡単です。
東京・京橋にある店舗では、今も昔と変わらない製法で熟練職人が一本ずつ、江戸ほうきを手作りしています。
柄竹と穂先のバランスを考えて、ほうきを使った時にいちばん軽く感じるように編み上げられているのが、江戸ほうき。さらに職人が厳しく選別したホウキモロコシのみを使っているので柔らかくてコシがあり、力を入れなくてもササッと掃けるのが特長です。また、ホウキモロコシから出るアクは、畳に使えば艶出し効果もあるといいます。
100%の天然素材では傷みやすいイメージがありますが、実は5〜7年と長持ち。穂先が曲がってしまったら水を含ませれば戻るし、不ぞろいになってしまったらハサミで切るだけと手入れも簡単です。
via www.edohouki.com
豊富なラインナップ、テーブル用の小ほうきも
子供のいる家庭で大活躍してくれるのが、テーブル用として使える小ほうきとはりみ(ちりとり)。パン屑などの食べこぼしはもちろん、宿題のプリントやノートなどに撒き散らされた消しゴムのカスもパパッとキレイに。我が家でも長年愛用していますが、子供に自分で片付けさせるときも台ふきんなどで拭き取るより、この小ほうきで集めるほうが上手く片付けてくれます。
柿渋を塗って仕上げられた紙製のはりみは軽く、外枠には竹がはめ込まれているので強度、耐久性も十分。何より柿渋のおかげで静電気が起きにくく、集めたゴミがサラサラとゴミ箱に落ちてくれます。
他にも、用途に合わせてさまざまな種類がある江戸ほうき。掃除機との併用にも向く、コンパクトなサイズのほうきも。”用の美”を体現した粋なフォルムは壁にぶら下げてもインテリア性抜群、ぜひ、あなたにとって使い勝手のよい1本を見つけてみてはいかがでしょう。