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譲渡会「ねこざんまい」を東京で開催。NPO法人くすのき✖️Civic Force

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静岡県熱海市で起きた大規模な土石流被害から4カ月以上が経ちました。土石流被害にあった被災者のペットを預かり飼育するなどの保護活動を続けるNPO法人くすのき(静岡県熱海市)は、公益社団法人Civic Forceと連携し、2021年11月28日、東京で猫の譲渡会「ねこざんまい」を開催します。

目次

譲渡会ねこざんまい

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日時:11/28(日) 12:00〜16:00 (受付開始11:30)
場所:東京都中央区立産業会館2階
※ご来場に際して、予約・申込みは必要ありません。
詳細はこちら https://neko3mai.com/
<今後のスケジュール>
12/12(日)、12/26(日) 、1/9(日)
いずれも 12:00〜16:00 @ 中央区立産業会館2階
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譲渡会の様子

動物とヒトが共存するやさしいまちを目指して

Civic Forceの復興支援プログラム「NPOパートナー協働事業」では、11月からNPO法人くすのきの活動をサポートしています。
くすのきは、2004年から熱海市で猫の保護活動を続けている民間ボランティア団体で、土石流被害の後、ペットを飼うことができなくなった被災者の猫を預かり、飼育することで、飼い主が安心して避難生活を送れるように支援しています。また、被災地で飼われていた猫の里親を見つけ、猫が平穏に暮らせる環境を整えることで、猫とひとが共存するやさしいまちづくりを目指しています。

取り残されたペット100匹以上を保護・飼育

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熱海で保護された猫たち
7月3日の土石流災害を受け、くすのきは民間災害時動物救済本部(CDCA)と連携し、同地区に取り残された動物のレスキューを開始。これまでに猫を中心に100匹以上を保護し、3カ所のシェルターを運営しています。
保護した猫の中には、被災者の飼い猫や災害で亡くなった住民が飼っていた猫なども含まれ、「預かってほしい」と託された猫もいます。半数近くは飼い猫だった可能性が高く、残り半数は人に馴れていない”地域猫”の可能性が高いため、避妊・去勢後に元の場所に戻しています。
近年、災害が頻発する中、ペットと被災者が一緒に避難生活を送れるよう国などの制度が整えられていますが、熱海では地元の観光ホテルに避難した人が多く、飼い主とはぐれずに難を逃れた場合でも、衛生上の問題などからペットと一緒に過ごすのが難しいという課題がありました。
くすのきの那須代表は、「飼われていた保護猫は譲渡する必要があるものの、被災地の猫をレスキューし、シェルターを確保したり医療面でのケアをしたり災害対応業務に追われて通常業務の譲渡活動ができない状況になっていました」と言います。そこで、被災地の自律的な復旧・復興をサポートするCivic Forceの「NPOパートナー協働事業」では、コアスタッフの人件費や運営費などをサポートすることで、災害対応業務と通常業務を両立できる運営体制を整えられるよう支援しています。
目標は、これまで参加していた月2回の譲渡会(東京・中央区)に参加し、約50匹の保護猫の里親を見つけること。オンライン譲渡会なども開催することで、里親探しを加速させていく計画です。また、譲渡されるまでの間、猫が安心して暮らせる場所と健康的に過ごすためのフードを確保し、必要に応じて医療を提供。猫の飼育や譲渡会の様子、被災地の復旧・復興状況などの情報をホームページやSNSで定期的に発信することで、ファンドレイジングにもつなげようとしています。
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Civic Forceの熱海での支援活動の詳細はこちらから
https://www.civic-force.org/activities/heavyrain202107/index.html

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