リアル店舗に打撃を受ける「場」の事業者に新しい収益の仕組み。
スモールビジネス支援事業に取り組む70seeds株式会社(東京都江東区、以下「当社」)は、当社が運営するオンラインストア「70seeds store」(https://store.70seeds.jp/)の収益を、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、事業継続に打撃を受けているコミュニティスペースやカフェなどの「場」のビジネスを営む事業者5社に対してシェアしていく取り組みを始めます。
この取り組みは70seeds storeだけではなく、コンセプトに共感した複数の事業者によるそれぞれのやり方での「もの」と「場」の連携が予定されており、その輪が広がっていくよう働きかけをしていきます。
【「みんなで暮らしをつづけよう。」のコンセプト】
新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、私たちの生活を支える「衣食住」そして「場」のビジネスに取り組む方々が、それぞれの課題に直面しています。
ものづくりのビジネスは、「売るものがあっても今買ってもらう理由が弱い」
食にかかわるビジネスは、「売るものがあっても買ってもらう機会がない」
場を運営するビジネスは、「そもそも営業ができない」
というように。
素敵なものを取り扱わせていただいたり、素敵な場所を使わせていただいたりする私たちに、今できることはなんだろう?そう考えたとき、今回の「みんなで支えあう」仕組みに挑戦することが決まりました。この仕組みは以下の流れで成り立っています。
1.「ものづくり」のブランドが応援したい「場」と連携する。
「ものづくり」のブランドは日頃から、ポップアップストアやイベントの開催など様々な地域の「場」と密接な関わりを持っています。その「場」が、外出自粛が続くなかで運営できなくなることがないように、商品のある「ものづくり」の側から応援したい気持ちを表明します。
2.「ものづくり」「場づくり」双方のファンが応援し合う。
「ものづくり」のブランド、「場づくり」のコミュニティにはそれぞれ普段から支えてくれているお客さんがいます。それぞれ自分のお客さんたちに向けて「ものづくり/場を応援したい」という思いを伝え、「商品」の購入につながるきっかけを提供します。
3.「支えあい」から生まれた収益で双方の持続を後押しする。
「ものづくり」と「場」双方の働きかけであがった収益は、それぞれのブランドや販売者が取り決めた割合にもとづいて、双方の間でシェアされます。
4.「支えあい」の輪を広げていく。
「みんなで暮らしをつづけよう。」は、特定のプロジェクト名ではなく、この仕組みのことです。同じような考え方で、小さなビジネスに取り組む事業者同士が大切な相手のことを支えあうやり方のひとつとして、この輪がどんどん広がっていくことを願っています。
※現在当社のほか、以下のブランドがこの仕組みを取り入れた取り組みを実施予定です。各社の提供先については各社の商品販売ページもしくは下記URLをご覧ください。
株式会社ヤマチク(熊本県、竹箸)
環境大善株式会社(北海道、生活用品)
株式会社山燕庵(石川県、農業)
【70seeds store/70seedsの取り組み】
当社では、「みんなで暮らしをつづけよう。」の仕組みの展開にあたって、以下2つの取り組みを実施します。
1.オンラインストア「70seeds store」の売上を5つの「場」に提供。
実施概要:オンラインストア70seeds storeにおける売上の15%を、現在営業縮小を余儀なくされており、収益化に課題を抱えている「場」のビジネスを営む事業者の方々へ提供します。
実施期間:2020年4月9日〜4月30日
取り扱い商品:「TAKESUMI」、「藍包丁」、「{tabel}」、「ヌカモフ」など(順次追加)
連携先:「HYAKKEI」(岐阜県)
「いわしくらぶ」(東京都)
「庭文庫」(岐阜県)
「庭文庫」(岐阜県)
「小杉湯となり」(東京都)
2.ウェブメディア「70seeds」にて、本仕組み実施ブランドのまとめページ公開。
当社が運営するウェブメディア「70seeds」にて、「70seeds store」以外のブランドによる取り組みも含めた、「場」と「もの」の支えあいに取り組むブランドとコミュニティの情報のまとめページを制作、公開します。
URL: https://www.70seeds.jp/minkura/