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米盛病院|全国唯一の役割を持つ民間救急ヘリ「Red Wing」の支援をクラウドファンディング

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社会医療法人緑泉会 米盛病院は、民間救急ヘリ「Red Wing」運用の目的や意義を多くの方に知っていただき、運用に要する費用を一部支援していただくために、クラウドファンディングを活用します。今回の挑戦は、当法人では初めてのクラウドファンディング活用です。1月17日から3月31日まで、目標金額を1230万円に設定し、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて支援を募集します。

目次

プロジェクト概要

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・プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/yonemorihp
・実行者:社会医療法人緑泉会 米盛病院
・担当窓口:社会医療法人緑泉会 法人本部 広報課
・目標金額:1230万円
・募集期間:2022年1月17日(月)0:00 ~3月31日(木)23:00
・形式:All In方式(プロジェクトの実施を確約することで、達成有無に関わらず支援金を受け取る方式です。)
・クラウドファンディング運営会社:READYFOR株式会社

民間救急ヘリ「Red Wing」について

「Red Wing」は2014年10月より運航を開始しました。以下の2つの役割を担っています。
1. 鹿児島県ドクターヘリの「補完ヘリ」としての役割
当法人は2014年9月に鹿児島県と「鹿児島県ドクターヘリ補完ヘリの救急患者搬送に関する協定」を締結しました。同年10月より、鹿児島県ドクターヘリに重複要請があった際や多数傷病者事案の際に、消防要請により正式なドクターヘリとして補完活動を行っています。

2. 離島を含む遠方の医療機関からのご依頼に応じて患者搬送を行う「民間救急ヘリ」としての役割
離島や遠方の医療機関と米盛病院の間で患者搬送の必要があるものの、陸路・海路では長時間を要し患者様のご負担が大きく搬送を行うことが困難な場合、医療機関等からの要請に応じて「Red Wing」で施設間搬送を行います。

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県域が南北600kmと広大で、有人離島も多い鹿児島県において、救急医療の現場ではヘリの必要性が高く、「Red Wing」の出動件数は2017年度に345件となり初めて年間300件を超え、以降18年度:304件、19年度:343件、20年度:249件と推移しています。

なお、民間の医療機関が自ら保有する救急ヘリは「Red Wing」を含め全国で2例しかなく、公的なドクターヘリを補完する役割をもつのは「Red Wing」のみです。

クラウドファンディングについて

公的なドクターヘリとは異なり、民間救急ヘリは運用する医療機関が自らその運用費用を負担する必要があります。年度によって差はあるものの、部品交換などの修繕費だけでも年間約2000万円、その他の費用(整備費・燃料費・人件費等)も合わせると、毎年億単位の費用が発生しています。

今回のクラウドファンディングでは、1230万円を目標に設定いたしました。クラウドファンディングの手数料、および消費税を差し引いた1000万円を修繕費の一部に充当させていただきたいと考えています。しかし資金調達という側面以上に、「Red Wing」の活動目的や意義を多くの方にご理解いただき、激励・応援のお声を直接お聞きすることができ、医療スタッフのモチベーションを今まで以上に高める効果があると考え、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。

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