株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」(https://www.seikatsu-guide.com/) は、みんなのランキング第30回「名前からは想像できない郷土料理ランキング」のトップ10を発表しました。
シャキシャキとした歯ごたえが特徴で、和え物やお浸し、天ぷらやお吸い物にして食べられています。
「もってのほか」を選んだ方からは「すんごい名前(笑)」(50代女性)、「まず、【食べ物】とは思わないから。」(40代男性)、などの声がありました。
今回1位になりました山形県のご担当者様にもコメントをいただきました。
■1位の受賞コメント
みんなのランキング「名前から想像できない郷土料理ランキング」で「もってのほか」が1位となりましたこと、大変うれしく思います。山形県は食用ぎくの生産が盛んで、特に独特の香りと味の良さで「食用ぎくの横綱」と評されるのが「もってのほか」です。ちらした花びらを酢を少々加えたお湯でさっと茹でた後、水で冷やし、お浸しで食べるのが一般的です。
もってのほか以外の山形県の郷土料理のご紹介
日本海側の庄内地方では、肉は豚肉、味付けは豚肉を引き立てる味噌味になります。秋には、県内各地域の河原で芋煮会が行われ、年間行事として欠かせないイベントとなっています。
山形県の特産品のご紹介
山形県のご紹介
(1位コメント内:写真提供 山形県)
第2位 北海道 「ガタタン」
「ガタタン、ガタタン」と、まるで電車で揺られる効果音かと思ってしまう名前ですが、実は漢字での表記は「含多湯」で、「具だくさんでとろみのある名物スープ料理」のことを言います。
人参や白菜、豚肉やイカなどが入っており、寒い時期に食べたくなる郷土料理です。主に北海道の芦別市で親しまれています。
思わず「万馬券だ!」と喜んでしまいそうになりますが、「まんばのけんちゃん」は「まんばけん」ではありません。なんと高菜と豆腐や油揚げを一緒に炒め煮にした料理のことだったのです。
「マンバ」は漢字で「万葉」と記載され、10月から4月が旬の三池高菜の一種です。「けんちゃん」は豆腐と野菜を油で炒めた「けんちん料理」が語源とされています。
名前だけ聞くと、イガグリの仲間なのかな…トゲトゲしているのかな…栗の饅頭なのかなと想像してしまいそうです。
「いがまんじゅう」の正体は、饅頭の周りに赤飯がまぶされた、甘じょっぱさとモチモチの食感がやみつきになる、鴻巣市が発祥とされる縁起物の郷土料理です。見た目が栗のイガに似ている所から名付けられたそうです。
少し脱力しそうになる響きの郷土料理「のっぺ」。全国にある「のっぺい汁」とは異なり、新潟の郷土料理の「のっぺ」は、野菜やこんにゃくなどの具材に里芋のとろみをつけた煮物です。
煮物はホクホクして食べる印象があるかもしれませんが、「のっぺ」は冷やして食べても美味しく、バリエーションも豊富で、現在も家庭料理としても親しまれています。
調査概要
調査期間:2021/10/25〜2021/12/12
調査対象:生活ガイド.com会員10代~80代の男女198名
https://www.seikatsu-guide.com/rank_minna/result/30