Airbnbは、6カ国(日本、韓国、中国、インド、オーストラリア、米国)に居住する約6,000人を対象に実施した「海外旅行に関する意識調査」の結果を発表。
世界の旅行に関する動向
多くの旅行者が注目するアジア太平洋地域
・オーストラリア、中国の居住者の約半数が、アジア太平洋地域内の都市を訪れることができたら検討したいと回答。インドの48%、韓国の58%も同様に回答。米国の回答者の3分の1以上(35%)が、アジア太平洋地域内の国々を訪問できることを期待していると回答。
多くの人が再び海外旅行に行くことを期待。また、多頻度の旅行を計画
・日本の回答者の5人に1人が、今後「より頻繁に」海外旅行をする予定だと回答。
・中国の調査対象者の52%、米国では35%が、パンデミック時にこれまでは当たり前だった海外旅行を恋しく思い、(今後は)最大限海外旅行を再びしたいと回答。
・韓国とインドの回答者の70%以上(それぞれ77%と71%)が、再び海外旅行ができることを楽しみにしていると回答。オーストラリア、中国においてもほぼ同様に回答(それぞれ70%、36%)。
・米国の回答者の約10人に4人(37%)が、今後「より頻繁に」海外旅行をする予定だと回答。また、中国では38%、韓国では、62%、インドの回答者の3分の2、オーストラリアの回答者の半数以上(52%)が同様に回答。
多くの旅行者が、次の海外旅行の実現を切望。日本ではZ世代が高い意欲を示す。
・米国の回答者の約半数(46%)、オーストラリア(70%)、インド(75%)、中国(63%)、韓国(82%)も同様に回答。
・米国の回答者の30%が今後6ヶ月以内に海外旅行を計画し、インドの3分の1以上、オーストラリアの31%、韓国の4分の1以上が同様の回答。
・中国、韓国、インド、オーストラリアの回答者の大多数は、米国の調査対象者の38%と同様に、できる限り早く海外旅行に行きたいと回答した。
”旅行革命”の進展に伴い、海外旅行に対する考え方も変化
・日本の回答者の5人に1人 (19%)が、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。
・日本では、Z世代の28%が将来的には、多くの人々が海外での仕事と旅行を組み合わせるという考えにも前向きな回答をしています。
・韓国、中国の65%が、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。インドとオーストラリアでは、半数以上(それぞれ59%と55%)が同様の回答。また、米国の回答者の39%も同様に回答。
多くの人が、海外旅行は視野を広げ、異文化交流における重要な手段であると信じている
・海外旅行を考えている回答者の多くが、これまで訪れたことのない人里離れた目的地を体験したいという願望を示しています。これには、日本、インド、オーストラリア、韓国、中国、米国の回答者の4分の1以上が含まれていました(それぞれ26%、27%、32%、3分の1、32%、26%)。
日本での主な調査結果
・約3人に1人(35%)が、(新型コロナ禍で)海外旅行に行けなかった際に寂しさを覚え、また行きたいと強く思っている。
・4分の1以上(28%)が、アジア太平洋地域内への旅行が可能であれば検討したいと回答。
・海外旅行を検討している人の関心は、多い順に、異文化に浸ることができる旅行(58%)、有名都市への訪問(54%)、お気に入りの旅行先の再訪(42%)、訪れたことのない人里離れた場所への旅行(26%)であった。
・回答者の5人に1人(19%)は、パンデミック前に比べて、閑散期に海外旅行をすることに前向きだと回答。
・回答者の約3人に1人(35%)が、再び海外旅行ができるようになることに期待していると回答。
・回答者の5人に1人(19%)が、今後、より頻繁に海外旅行をする予定だと回答。
・回答者の約40%(38%)が、海外旅行は異文化とつながり、視野を広げるための重要な手段であると回答。
・Z世代の28%が将来的には、多くの人々が海外での仕事と旅行を組み合わせるという考えにも前向きな回答。
Airbnb APACリージョナルディレクター Parin Mehtaのコメント
「アジア太平洋地域各地域における観光事業の再開に伴い、私たちは、お客様と地域社会の双方がその復活を最大限活用できるように注力してまいりました。そして私たちは、観光業の再建と旅行革命の恩恵を皆が享受できるように、地域全体の政府や地域社会と協力し、旅行者の長年の夢であった海外旅行を実現するお手伝いができることを大変嬉しく思っています。お客様が旅慣れた場所でも新しい場所でも、新しい旅行体験ができるよう、これからもイノベーションに力を注いでいきます。」
調査概要
この情報のまとめ
・6カ国、約6,000人に調査
・日本での対象人数は1,049人