六甲高山植物園では、11月3日(木・祝)に毎年恒例の「小便小僧のマント着せ行事」を行います。
本格的な冬の寒さを迎える前に、六甲高山植物園のアイドル「小便小僧」に暖かいマントをまとわせるこの行事は、今回で49回目を迎え、毎年多くの方にお越しいただいている人気の行事です。
「小便小僧のマント着せ行事」
【概要】
六甲高山植物園の「小便小僧」は1962年に彫刻家の榎本健次郎氏がご子息をモデルに制作したもので、当園のアイドルです。このイベントは「小便小僧」が冬でも寒くないようにとマントを着せたことが始まりで、秋の恒例行事となりました。
今年のマントは神戸芸術工科大学の学生が「六甲山のアジサイ」をテーマにデザインし、全13作品の中から一般のお客様による人気投票を実施しました。その結果、下薗里桜さんの作品が選ばれ今回の秋を彩るイベントのために制作いただくことになりました。
神戸芸術工科大学 平塚聖子先生コメント
神戸芸術工科大学ファッションデザイン学科では、六甲高山植物園で行われる「小便小僧」冬支度プロジェクトに毎年参加し、「小便小僧」が羽織る冬のマントの衣装デザイン・制作を学外プロジェクトとして取り組んでおります。六甲高山植物園のその年の設定テーマに合わせたコンセプト、テーマに沿ったデザインワークを行い、自分が考えたデザインが公共に公開される機会を得ることは社会へのデザインの役割を経験するとともに貴重な学びとなっています。
営業概要
【開園期間】~11月23日(水・祝) ※期間中無休
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【駐車料金】平日:500円、土日祝:1,000円
※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com