岡崎市は、市に点在する⽂化的な地域資源を編集して、これまでにない新しい特別な体験をお届けする宿泊滞在型の観光ツアー「まちとくらしを感じる 岡崎ステイ」を、2022年12月から2023年1月にかけて期間限定で販売します。
1. 岡崎市の課題解決に向けた「宿泊滞在型の観光事業」をスタート
岡崎市とさとゆめは、2023年に徳川家康公を主人公とした大河ドラマの放送が決定し、岡崎への観光客が増えることが見込まれることから、好機を逃さず、地域の魅力を感じてもらえる滞在型観光事業を展開するため、より多くの観光客に岡崎に滞在してもらうことを目指したコンテンツ造成を今年からスタートさせます。
2. 岡崎城下町を舞台にした「まちとくらしを感じる 岡崎ステイ」について
2022年12月から2023年1月までの計3回で実施する期間限定ツアーになっており、10月24日(月)より予約の受付を開始しています。詳しくは、下記の概要をご参照ください。
「まちとくらしを感じる 岡崎ステイ」の概要
【コンセプト】 みる、ふれる、かたる、ともる。
【実施日時】
①2022年12月10日(土)~12月11日(日)
②2023年1月14日(土)~1月15日(日)
③2023年1月28日(土)~1月29日(日)
※1泊2日(3食付き)のツアーになります
※1日5組限定(1組2名のみでお申し込みください)
【集合場所】 「徳川家康公像」前(名鉄「東岡崎駅」東改札より徒歩1分)午前10時30分集合
【旅行費用】 22,000円(税込/1名)
(旅行代金に含まれるもの:ガイド料/各体験料/食事料金/ホテルの宿泊料/ツアー中の移動料)
(旅行代金に含まれないもの:現地までの交通費/現地からの交通費/ツアーに含まれない食費)
【最少催行人数】1組2名
【留意事項】 ・天候や感染症拡大状況等により、中止もしくは内容の変更になる場合があります。
・感染症対策のため、発熱や風邪の症状がある方は参加をご遠慮ください。
・旅行費用のお支払いは、現地にて現金のみでの精算となります
・お申込み人数は、1組2名のみでお願いします
・20歳以上の方を対象としたツアーになります
・食材のアレルギーなど御座いましたら、必ず事前にお知らせください。
※ご応募頂いた方の中から、抽選の上、各実施日の約3週間前までに抽選結果をご連絡致します
3. 「まちとくらしを感じる 岡崎ステイ」限定の体験コンテンツ
■「まちとくらしを感じる 岡崎ステイ」でお届けする特別な体験
岡崎の歴史や文化に詳しい地域住民が岡崎歴史かたり人(ガイド)となり、お客様とともに岡崎城下町を歩きながら、岡崎のすべてを語ってもらいます。街にある風景や文化資源など、気になることがあれば教えてくれる、人情味ある散策コンテンツです。
岡崎市は、徳川家康公が寺社を加護したことで寺院が増えたと言われており、京都に並ぶ寺院の多い地域になります。そのため、仏事に欠かせない「和ろうそく」の産地として発展し、現在でも、「あかり」として仏事をはじめ、寺院・茶道・記念行事等で幅広く使用されています。愛知県の地域資源に認定された「三州岡崎和蠟燭」を製造している2つの生産者の工房と職人さんを訪ね、江戸時代から岡崎の暮らしの“あかり”として愛され続けられる和ろうそくの灯火で癒しを感じてもらいます。
菅生神社は、西暦110年に創建された岡崎最古の神社といわれています。松平家・徳川家康公ゆかりの神社として家康公が25歳の時、厄除開運祈願をし、崇敬されていたと伝えられています。
菅生神社では、境内に育ったムクロジの木から種を取り、厄払いや厄除けの意味があるムクロジの種を入れたオリジナルのお守りづくりを体験していただきます。また、宮司さんに儀礼を執り行っていただき、願いをこめて正式参拝をします。
旧東海道を挟んで向かい合う2軒の味噌蔵が、江戸時代初期から続く伝統製法により八丁味噌を製造しています。岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある八丁村で製造していたことから「八丁味噌」と呼ばれるようになりました。味噌蔵見学では、仕込み桶に積まれた大量の石積みで圧巻の景色を楽しむことができるほか、好きな薬味を混ぜてオリジナルの即席味噌汁をつくる体験など、ここでしか見られない珍しい光景や独特の世界観もお楽しみいただけます。
ツアーで巡り堪能した八丁味噌や、岡崎のブランド鶏「岡崎おうはん」の肉や卵など、地場の食材をメインに使った「城下町ガストロノミー」をご提供します。フレンチレストラン「ビストロアンソン」の古山シェフにオリジナルレシピを監修してもらい、本ツアー限定のディナーコースをお届けします。
また、岡崎の老舗酒造「丸石醸造」の銘酒「徳川家康」、「三河武士」、「萬歳」の3種の日本酒とのペアリングもセットでご用意してますので、岡崎の食とお酒を堪能する贅沢なひとときをお過ごしできます。
かつて江戸時代に、裕福な商人たちが、和ろうそくに火を灯し、それを提灯に入れて帰路についたという話があるように、夜の岡崎城下町で和ろうそくと暮らしは密接な関わりがありました。そこで、本ツアーのディナー後に、和ろうそくを入れた提灯を片手に持ち、提灯のあかりと共に夜の城下町をさんぽしてもらう岡崎ならではの風情ある体験をしていただきます。