聖徳太子が建立したと伝わる塔世山 四天王寺では、毎月デザインの変わる限定御朱印を頒布します。12月は椿のデザイン、1月は新年のうさぎのデザインです。
1.月替わり「聖徳太子の観音さま」の御朱印
お参りされた方には御朱印帳に直接お書き入れします。
遠方でお参りが難しい方は、郵送でも書き置きの御朱印を授与しています。
12月限定「椿と観音さま」
椿は、冬の寒さのなかで美しく咲く花です。
厳しい環境で花開く椿の姿は、たくましい生命力の象徴ともいえます。
私たちも厳しいことや辛いことを乗り越えてこそ、椿のようにたくましく人生を送れるのだと思います。
椿は茶室に生ける「茶花」としても愛されてきた花です。
自然な佇まいのなかに美を宿す椿は、茶室にもよく調和します。
12月は、四天王寺の茶室でも椿を飾ります。ぜひお参りください。
授与期間:令和4年12月1日~31日(郵送申込は11月24日~12月31日)
納経料:1000円
郵送申込:https://features.hotokami.jp/mie_shitennoji
1月限定「新年を祝う観音さま」
南天はお正月の門松にもよく使われる、縁起の良い植物です。
「難を転ずる」の語呂合わせから、戦国時代より縁起の良いものとして重宝されてきました。
2023年も皆様に幸多きことを願い、御朱印の筆を取らせていただきます。
授与期間:令和5年1月1日~31日(郵送申込は12月26日頃~1月31日)
※1月1日~3日は納経所も書き置きのみの対応となります
納経料:1000円
2月にできたばかりの「聖徳太子の観音さま」
「聖徳太子は観音さまの化身である」という信仰をふまえ、聖徳太子のお姿をした仏像を建立しました。
200人を超える檀家の皆さんがのみを入れ、クラウドファンディングでも支援を募り、寄進された宝石を使い、多くの方の想いを乗せた観音さまができあがりました。
聖徳太子の説いた「和の精神」には老若男女問わずすべての人々を救う願いが込められています。
御朱印にも「和」の一文字を金色でデザインしています。
また、四天王寺では立ち姿の新しい仏像を制作するプロジェクトをすすめております。
四天王寺にはかつて仏像がいくつもありましたが、空襲ですべて焼けてしまいました。
御朱印の納経料も新たな仏像をつくるために使いますので、御朱印によって皆様と仏様の新たなご縁をつむいでいきます。
2.数量限定「雪と三面大黒天」の御朱印
こちらは期間を問わず納経所、郵送ともに書き置きのみとなります。
冬限定「雪と三面大黒天」
「銀椀裏盛雪(ぎんわんりにゆきをもる)」という禅の言葉があります。
これは、銀色のお椀に雪を盛ると、雪とお椀の境目がどこかわからなくなる様子を表現した言葉です。
しかし、お椀はお椀で、雪は雪。
完全に同化したのではなく、それぞれの個性が発揮されて、美しく調和しているのです。
この清らかな境地を、銀色で表現しました。
1年を無事に過ごせたことを大黒さまに感謝し、また新年も良い1年になりますようにとご祈願ください。
授与期間:令和4年12月1日~なくなり次第終了(郵送申込は11月24日~)
納経料:1500円
郵送申込:https://features.hotokami.jp/mie_shitennoji
織田信長も祈願したと伝わる「三面大黒天」
3.聖徳太子のゆかりの塔世山 四天王寺(三重県津市)
境内には織田信長の母 土田御前や、津藩藩主の藤堂高虎正室 久芳夫人のお墓があり、ときの権力者から庇護をうけてきました。
聖徳太子が亡くなって1400年にあたる2022年には、聖徳太子のお姿をした新しい観音さまを建立。
観音さまのお姿が入った月替わりの限定御朱印も頒布しています。
太平洋戦争の戦火によって多くの仏像を失った四天王寺ですが、救世観音さまに続き、新たな聖観音さまの仏像を制作するプロジェクトをすすめています。
宗教法人 塔世山 四天王寺(曹洞宗)
所在地:三重県津市栄町一丁目892番地
電話番号:059-228-6797(受付時間:9時~16時)
メールアドレス:kusu.taiko@gmail.com
ホームページ:https://sitennoji.net/