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【観光地域づくりと観光産業の発展を図る】おてつたび、大阪観光大学と連携協定を締結。学生に地域交流の機会を提供

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『おてつたび』を運営する株式会社おてつたびと大阪観光大学は、研究教育活動において相互に協力し観光地域づくりと観光産業の推進に寄与するため、2023年3月3日(金)に連携協定を締結しました。

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目次

連携の背景と概要

◇おてつたびとは
「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、人手不足に悩む地域の農家や旅館と旅行者をつなぐ人材マッチングサービスです。お手伝いという新しい旅の目的を作ることによって、著名な観光名所ではない地域にも人が訪れ、地域の人手不足の解消だけではなく、地域活性化や地域のファン(関係人口)創出につなげています。
現在の登録者数3万人、受け入れ事業者数全国900件を突破。おてつたび参加者の46%が大学生です。
◇大阪観光大学とは
関西国際空港にもっとも近い大学であるとともに、多数の留学生が集う国際色豊かな大学です。こうした環境の中で「自由を共に楽しみ、社会を共に生きぬく」(大阪観光大学憲章2022) ことのできるグローバルな時代の市民と職業人を養成することを基本的使命としています。
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大阪観光大学は2022年4月1日に「生きぬく力(観光職業力)養成科目」「楽しむ力(旅人力)養成科目」「21世紀スキル(世界市民力)養成科目」を3本柱とした新たな観光学教育をスタート。1年生で「ものごとの新しい価値を発見し人生を楽しむ力を養う科目」を受講、2年生では自治体・企業と連携し、前期に「地域連携実習」後期に「職業実践実習」を受講します。

世界を観光でよりよくしていくためには、観光の現場を観光する人の立場と観光を支援する人の両側から知ることが大切であると考え、この地域連携実習・職業実践実習において、「おてつたび」は大阪観光大学と連携協力に関する協定を結びこの科目を支援します。

事業の内容

(1) 地域連携実習、職業実践実習の受け入れ先開発と展開
(2) (1) のプロモーション動画の制作と映像教材の制作
(3) 観光リカレント事業の講演等の協力推進
(4) その他第1条の目的を達成するために必要な事業
学生には、初期段階で総論的事前研修ガイダンスや地域に入るマナーを習得したのち「おてつたび」サイトより地域連携実習に対応した募集を自由に選択し申し込み、実際に参加していただきます。
地域のお手伝いを行う過程で、周囲の人々・現地の人々と交流し、その地域の魅力を発見・発信をしていただきます。

大阪観光大学 観光学部 教授 小野田 金司さん からのコメント

私は1999年ジャパンエキスポ南紀熊野体験博のコーディネーターを旅行会社勤務時代に経験したのですが、その時備長炭作り体験7日間のプログラムで参加者がすごく感動していたのに驚き、旅の本質を学びなおうそうと休職して大学院へ入学しました。その後、観光を専門に大学で地域へ入り込んで働くように学生たちに教えてきたのですが、「おてつたび」さんがこのようにDXで「地方で働く楽しさ」を自由に選択して、手軽に地域課題を解決する仕組みを見事に展開されているのを知り、長年の夢のシステムが実現したと非常に感動しています。本学で新たにスタートする地域課題解決プログラムにもご協力いただき、大学生が地域課題を解決するお手伝いを経験することで、アフターコロナの日本の観光戦略である関係人口の拡大、観光の平準化、観光人材の育成などに寄与できればと期待しています。学生にとっても生きぬく力を自由に楽しみながら身につける機会の提供になるでしょう。

株式会社おてつたび 代表 永岡里菜さんからのコメント

『おてつたび』は私自身が大学生の時に欲しかったサービスを作っているため、今回の連携を通じて大阪観光大学の学生の皆様が日本各地の「どこそこ」という地域に訪れて好きでたまらない地域(第二・第三の故郷)を見つけて頂けることは本当に嬉しいです。おてつたびを利用した学生さんの中には観光を学んでいる方も多く、沢山の気付きを持ち帰って頂ける方も少なくありません。今後、アフターコロナの観光の在り方を担っていかれる次世代の人材の方々が、おてつたびを通じて新しい旅行・旅の形を体験頂けると嬉しいです。

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