小田象製粉株式会社(岡山県倉敷市)が、理想的な讃岐うどんの食感を追求し、食品ロス問題にも対応できる新しいうどん用粉「讃岐一筋」を2023年4月10日に発売しました。(写真はイメージです/PIXTA)
茹で時間短縮、茹で置き劣化軽減のうどん用粉
日本の食品ロスは減少傾向にありますが、依然として年間522万t発生し、そのうち事業系由来のロスが約53%を占めています(※1)。うどんは一度茹でると時間の経過とともに食感が悪化し、嗜好性が落ちるため、それによる廃棄が発生することもあります。
2021年にSDGs宣言を行い、またリテールサポートカンパニーとしてお客様の課題解決と発展に向けた取り組みを行っている『小田象製粉株式会社』では、独自の製粉技術によりこれらの課題に対応できるうどん用粉「讃岐一筋」を開発しました。「讃岐一筋」を使用することで現代の讃岐うどんらしいもちもちとした弾力と、つるつるとしたのど越しを実現しながら約15%茹で時間を短縮でき(※2)、茹で置きした際の食感の変化も起こりにくいうどんを作ることができます。
※1 消費者庁 食品ロス削減関係参考資料(令和4年12月1日版
※2 当社配合、製麺方法による