【SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成】と、テナントや入居者への防災備蓄機能の提供に向けて

URLをコピーしました！

第一生命グループ各社が保有・運用・管理する5つの物件に、株式会社Laspyが提供する防災備蓄サービス「あんしんストック」（特許第7047223号）の導入が決定。

Laspyの防災備蓄ソリューション「あんしんストック」と、当取組みに至った背景及び両者の目的

　Laspyが提供する「あんしんストック」は、入居者別の防災備蓄のパッケージングと保管管理や災害発生時の備蓄提供を、一元的に建物やエリア単位で提供する新しい形のサブスク型防災備蓄サービスです。企業やマンション住民・管理組合の、①置く場所がない、②管理が煩雑、③賞味期限が切れていたり入れ替え業務の負荷が高い、④初期導入コストが高いといった備蓄の悩みを解決し、企業のBCP（事業継続計画）の高度化、マンション住民のLCP（生活継続計画）の改善、QOL（生活の質）の向上に資するサービスです。

　Laspyは「すべての人にあんしんを」届けられるサービスを目指し、防災備蓄が不動産と一体のなった機能として備わる事で、テナント企業や住民の皆様が備蓄を用意・管理する手間から解放され、災害時の安心につながるものと考え、不動産開発事業者様との協業を拡大しております。

　一方、第一生命グループでは、グループビジョン「Protect and improve the well-being of all（すべての人々の幸せを守り、高める）」を掲げ、グループ全体を上げて個人や企業の皆様の「Quality of life（QOL）」向上に取り組んでおります。

　こうした中、両者は、第一生命グループが目指す「QOL」の向上を、不動産を通じて実現するべく、第一生命グループ各社の保有する不動産物件の入居者様・テナント企業様向けに「あんしんストック」をオフィスビル・マンションに試験的に導入することで合意いたしました。

　同サービスを導入し、防災機能の向上を図ることで、テナント企業様やご入居者様のQOL向上を目指し、SDGs11番の「住み続けられるまちづくりを」につながる、「あんしん」して過ごせるオフィス・住まいづくりを推進いたします。

導入物件と導入の概要について

取組みの概要については下記の通りとなっております。

■オフィスビル２物件での取組みと今後の方針

　第一生命が保有する第一生命日比谷ファースト、D-LIFEPLACE札幌にてLaspyの「あんしんストック」のサービスを導入頂き、入居テナントだけではなく、周辺エリアの企業の方にも本サービスをご契約いただける仕組みを構築しました。本物件の管理・運営を担う第一ビルディング[※1]にて入居企業・周辺企業の皆さまに順次ご案内を行い、導入企業のBCP（事業継続計画）の高度化だけでなく、地域全体の防災力向上にも寄与していきます。
　今後、第一ビルディングが管理を受託している全国のオフィスビルを中心とした物件への導入拡大を検討頂いております。
[※1] 第一ビルディングは施設管理会社（PM会社）の受託面積ランキング国内第5位
（出所：月刊プロパティマネジメント2022年11月号）

■賃貸住宅3物件での取組みと今後の方針

　プライマル錦糸町・プライマル船橋（サービス提供者：第一生命、相互住宅）、フレンシア蒲田[※2]（サービス提供者：第一生命リアルティ[※2]（運用受託者）、相互住宅）の防災備蓄倉庫にてLaspyの「あんしんストック」のサービスを導入頂き、同物件の管理を担う相互住宅を通じて、入居者向けにサービスを提供します。今後、第一生命グループにて保有・運用・管理を行っている全国約10,000戸の賃貸マンションにおいて、防災備蓄倉庫を有する物件を中心に、本サービスの拡大・普及を積極的に検討頂いております。
[※2] 第一生命リアルティは、フレンシア蒲田を含む第一生命ライフパートナー投資法人の資産運用を受託しています。