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新型コロナウイルスの影響で廃棄危機にある約80000杯の余剰ビールをジンへ再生。9月4日より発売

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エシカル・スピリッツ株式会社(以下:エシカル・スピリッツ)は、 “バドワイザー”ブランドをグローバルで展開するアンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン会社と老舗日本酒メーカー“月桂冠” の3社で協業した取り組みを行い、新型コロナウイルス感染拡大の影響で余剰となった約80,000杯分※1のビールを、蒸留によって特製ジンとして蘇らせました。

この取り組みで開発された特製ジン「REVIVE」を、2020年9月4日(金)より数量限定で発売します。同時に、エシカル・スピリッツ公式オンラインショップでも販売を開始します。

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新型コロナウイルスは拡大に伴い、外食産業やビール市場へ深刻な影響をもたらし、2020年4月のビール販売数量は前年同月比約52%減 ※2と大幅に落ち込みました。「再生」そして「循環」をテーマに、廃棄予定の酒粕をジンに変える取り組みを行ってきたエシカル・スピリッツは、この事態を受けビールを蒸留しジンに変える技術を月桂冠へ提供。廃棄予定であった約8万杯のビールをバドワイザーからも提供を受け、世界にも類を見ない漬け込み式のビア・ジン「REVIVE」を完成させました。

ビールの製法や背景をリスペクトしつつ、革新的な香りと味わいのジンに仕上がった「REVIVE」の売上の一部は、新型コロナウイルスの影響による未曾有の危機に直面しているエンタテインメント業界へMusic Cross Aidを通じた寄付を予定しています。
※1:1杯あたり350ml想定  ※2:ビール大手4社の4月度販売量平均 

目次

「REVIVE」商品概要

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商品名   :「REVIVE」
販売場所  :全国ならびにエシカル・スピリッツ公式オンラインショップ

価格    :5000円(税抜)[希望小売価格]
品目    :リキュール
アルコール分:40度
容器    :360ml瓶
製造場所  :月桂冠 大手蔵

「REVIVE」について

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「再生」そして「循環」をテーマに、廃棄予定の酒粕をジンに変える取り組みを行って来られました。根本的には、蒸留を通じて世の中の様々なモノが使用後も多様な価値を見出され、形を変えながら永く使い続けられるような、可能性と多様性に満ちた循環型社会の実現を目指しているそうです。今回の題材はビールでしたが、固体と液体の差や原料(米と麦)の違いはあれど根本的な思想は共通していたこともあり、対象を広げられることに対し期待を持って取り組みを始めました。

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結果、ルーツを大切にした自信の持てる「REVIVE」が産み出されました。原料となるバドワイザーらしさを表現する2種類のホップや、製法上重要な位置付けを持つビーチウッド(ブナの木)を用い、またバドワイザービールそのものを加水工程で加えました。完成には多くの工程を必要としましたが、これぞバドワイザーを用いたジン、と言えるものが出来上がったと考えています。

また、これらを通して「エシカルだから、もっと美味しい」ということを実現できたことにも意義を感じています。日本ではまだまだエシカル、サステイナビリティと食を結びつけると「環境や地球には優しいけど、そうでないものと比較して味はやや劣るのではないか」と言われることがあります。しかし一般的なジン製造の多くが、外部から味・風味があまり強くない蒸留用グレーンスピリッツを購入することに比較し、当プロジェクトではそれをビールから内製し、風味・香りが生かされた結果、普通では生まれないフレーバー、より強い骨格を持つジンが出来上がっています。つまり、「エシカルだから、もっと美味しい」のです。

「REVIVE」こだわりのテイストついて

今回、バドワイザーの製法や背景をリスペクトしつつ、革新的な香りと味わいのジンに仕上げることを目指し開発されました。

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まずバドワイザーを蒸留した原酒に、ブナの木を漬け込み、ビールで加水。その後ジュニパーベリー、ホップ、レモンピールを加え蒸留し完成に至ったそうです。「コンパウンドジン」としての軽やかさと気品のある味わいに仕上がり甘みのある味わいは、ソルティーやスパイシー、また味の濃いフードともマッチングする点が特徴です。

エシカル・スピリッツによるコメント

今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響により消費される機会を与えられなかったバドワイザービールからエシカル・ジンという新しい価値を生み出すプロジェクトに月桂冠様、アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン様と共同で携わることができることを非常に嬉しく思います。本プロジェクトは、我々エシカル・スピリッツ株式会社がモットーにしている「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」の一つの形です。

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現在、消費や活用をされる機会を与えられずに無駄にされてしまう資源が数多くありますが、そのように活用機会の限られていると思われていたものが、実は無限の可能性を秘めています。「世の中の様々なモノが、使用後も多様な価値を見出され、形を変えながら永く使い続けられる。」私たちは、蒸留を通じてそのような可能性と多様性に満ちた循環型社会を実現していきたいと考えておられます。

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