連日の猛暑で夏バテ気味の身体に、パワーをチャージすべく神田神保町の老舗町中華に入店。精がつく中華といえばレバニラ炒めだが、しっかり食べたい今日は、ラーメンも注文した。
舌なじみのいい、ほっとする味の町中華
町中華の魅力のひとつは、奇をてらわない、安心して食べられる味に出会えるところ。
今日訪れた神田神保町にある萬楽飯店は、「そう、これこれ…」と思える、定番のメニューが味わえる中華料理店。変に凝ったものではなく、「THE・日常」でありながらも、しっかり美味しいところが、神田神保町界隈で働くサラリーマンに指示されているポイントだと思う。
これぞ正しく定番!という出来の「ラーメン」

まずは「ラーメン」。数ある麺料理のなかで、いちばんシンプルなメニューだけど、他店とは違って「卵」がデフォルトで付いてくる。気が利いていて、これだけで得した気分になれるのも、萬楽飯店のラーメンのいいところ。本当にありがたい。
味はあっさり醤油だけど塩加減が丁度よく、今日は頼んでないけど白米にピッタリハマる味は、明日にでも再訪したくなる美味しさ。ノリ、チャーシュー、メンマも漏れなく米に合う味付け。
これで600円というのだから、普段使いのお店として、レギュラーに入れておきたくもなる。

麺は細めの縮れ麺。表面にスープがよく馴染んで、味のまとまりも申し分がない。毎日食べても飽きの来ない、まじめな醤油ラーメンだ。
少しだけ濃い味な「ニラレバ炒め」

スタミナをつけようと頼んだニラレバ炒め(単品)。
予想より量が多くて驚きつつ、今のお腹の空き具合にはピッタリな量でありがたい。箸を付けると、レバーの割り合いがやや多い気がして、これも少し得した気分になれる。
少し濃いめの味付けは、猛暑の中、汗とともにで失われた塩分を補うのにうってつけだ。
美味しくて、普段使いできる町中華が近くにある幸せ
昼に何を食べるか、考えるのが面倒くさいときがある。だから、こうした町中華がそばにあると本当に助かる。難しいことを考えずに、美味しいものにありつけるっていうのは、本当に幸せなことだなと。
萬楽飯店さんのラーメンとニラレバ炒めを食べて、その有り難さを感じつつ、
きっと来週、またお邪魔します。