日本の山林・文化資源を地域内外のプレイヤーと磨き上げ、持続可能な観光コンテンツを産む「Timeless NIPPON / 付知・加子母」プログラムからワークショップのご案内です。
付知(つけち)・加子母(かしも)は良質な木材の産地として産業が生まれ、長い歴史を経て知恵と技が育まれ、伝統文化が息づいています。第4回目となる11月11日は、サービスデザイナーの古澤 恵太氏をゲストにお迎えして、付知・加子母が生み出せる、独自の宿泊体験を考えてゆきたいと思います。
古澤さんは、サービスデザインを基軸に、事業をとりまく関係性を整えるクリエイティブ会社SYMBIを設立。大手企業や地方自治体と、新たな事業創出やサービス開発のためのセミナー・ワークショップなどを手掛けてます。
ワークショップの会場は、明治期に建てられ今なお、その貴重な姿をとどめる木造の芝居小屋「かしも明治座」。木曽川・飛騨川・南北街道に囲まれた一帯では、かしも明治座のような劇場形式の芝居小屋がかつては60棟以上も建てられました。
*かしも明治座
早朝トレッキング? お試し移住? あるいは檜の香る宿?
裏木曽ならではの会場で、この地域だからこそできる究極の宿泊体験(サービス)をみんなで考えてゆきたいと思います。本セミナーには付知・加子母の地域事業者のみならず、どなたでも参加できます。これからの観光づくりご興味のある方は是非ご参加ください。
■講師:古澤 恵太
嬬恋村出身。広告会社、旅人、フリーランスフォトグラファーを経て渡英。その後、サウンドアーティストスズキユウリ氏の英国事務所でデジタルコンテンツの企画、開発に携わる。帰国後、株式会社コンセントにてサービスデザイナーとして勤務したのちに独立。2021年にサービスデザインを基軸に、事業をとりまく関係性を整えるクリエイティブ会社SYMBIを設立。実践と学びでつながるフリーランスコミュニティPENGUIN GARAGE発起人、株式会社仕立屋と職人参謀、HCDnet認定 人間中心設計専門家。
■会場:かしも明治座
村芝居の全盛期、明治27年に多くの村人の力によって創建された芝居小屋。岐阜県東濃地方、特に木曽川・飛騨川・南北街道に囲まれた一帯では、劇場形式の芝居小屋が60棟以上も建てられたが、その多くが、時代の波のなかやがて取り壊されることとなる。明治座はそうした芝居小屋の最も発達した姿を、今に伝える貴重な姿を残している。
イベント概要
日時 :2023年11月11日(土) 10:00-14:30(予定)
会場 : かしも明治座(岐阜県中津川市加子母4793−2)
主催:中津川観光局
企画運営:付知町観光協会・加子母観光協会・MEGURIWA
協力:松澤 聰(映像作家)/Averia Studios(配信)/かしも明治座/付知地域デザインミュージアム/山守資料館/加子母木匠塾/ふれあいのやかたかしも/株式会社キャライノベイト