かつて栽培されていた「渋谷茶」を復活させるプロジェクト『幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト』が始動。「渋谷ブランド」の創造、新たなお土産の開発、体験コンテンツの創出を目指す。
明治時代、渋谷区松濤エリアでお茶の栽培が始まり、周辺一帯に茶畑がありましたが、その後静岡茶や宇治茶の流入、土地の宅地化が進むなど環境の変化により「渋谷茶」の栽培はなくなりました。株式会社伊藤園が渋谷区の協力のもと、2019年に鍋島松濤公園に現存していた「渋谷茶」の樹を見つけ、そこからわずかながら苗木を静岡県で育てていました。現在の渋谷は若者文化や流行の発信地と知られ、茶畑を想起することは困難ですが、この街で地元企業と連携し、今後「渋谷茶」の苗木の供給や「渋谷茶」の普及啓蒙活動、情報発信など渋谷の新たなコンテンツの創出に様々取り組んでまいります。
なお、始動に当たり11月9日(木)に行われる渋谷のアイディア会議「SOCIAL INNOVATION WEEK 2023」にて「幻の銘茶『渋谷茶』復活プロジェクト始動!渋谷を彩るあらたな体験コンテンツ」と題しアイディアセッションを行います。
【幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト概要】
かつて渋谷にあった銘茶「渋谷茶」を復活させ、渋谷にあるアーバンファーミングでのワークショップ体験、渋谷の飲食店での提供、お土産品としての販売などこれからの渋谷の新たな体験コンテンツとして育てていく。
参画団体:株式会社伊藤園、プランティオ株式会社、株式会社ゼットン、一般財団法人 渋谷区観光協会
【Social Innovation Week 2023概要】
■開催日:2023年11月9日 (木)
■時間:14:40〜15:00
■会場:渋谷ヒカリエホール9F
■配信:ライブ配信あり
■観覧:無料(以下、お申し込みページよりご登録ください。)
■登壇者:株式会社伊藤園 販売促進部 部長 小林哲也/株式会社ゼットン 代表取締役社長 鈴木伸典/プランティオ株式会社 代表取締役 CEO 芹澤孝悦/一般財団法人渋谷区観光協会 理事・事務局長 小池ひろよ
【一般財団法人渋谷区観光協会】
「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」をコンセプトに掲げ、官民協働による観光事業の振興を通して「国際文化観光都市・渋谷 SHIBUYA」の実現を目指しています。渋谷の街を一緒に盛り上げていく「渋谷区観光協会観光大使・フェロー」制度のほか、多種多様なジャンルにおいて活躍する方々、地域の方々と共に「渋谷ブランド」の創造と確立、その情報を発信することによって、全世界から観光客を誘致し、都市の活性化と区民の豊かな生活、魅力的な街づくりを推進してまいります。