幻の高級魚スマガツオ「旨いはもちろんモチモチなのにとろける食感」に魅せらた若手養殖業者の挑戦。

幻の高級魚スマガツオ「旨いはもちろんモチモチなのにとろける食感」に魅せらた若手養殖業者の挑戦。

宇和島市で初めての幻の高級魚「スマ」のテスト販売をクラウドファンディングで実施中です。(12月20日迄)


育てるのが難しい魚に挑戦する神明水産三代目の見る養殖業の未来。愛媛県宇和島市で初めてスマの養殖に挑戦しているのは、神明水産の田中俊也さん(28)。愛媛大学農学部で魚の病気について研究に取り組んだのち、見識を広めるために東京の食品商社に就職されました。2018年、祖父の代から続く神明水産に入社の三代目です。


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田中俊也さん

養殖業者としての仕事を始めると「自分が本当にうまいと思った魚を育てたい」との思いは日増しに募り、大学時代に食べてそのうまさに驚いたスマの養殖を開始されたそうです。


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幻の高級魚「スマ」

しかし、これまで誰も養殖してこなかったのには理由があります。それはこの魚の味の良さである脂がのっているのに繊細であるの裏返しのように、非常に育てるのが難しい魚だから。田中さん本人も認めています。



私も一消費者としては本当に美味しい魚だと思います。旨いはもちろんモチモチなのにとろける食感は他の魚にはありません。しかし養殖業者としてはリスクの大きな魚です。マグロの仲間ということもあり常に泳いでいないと死んでしまう魚です。また、潮の変化には敏感で、肌も弱く取り扱いはもちろん寒さにもとても弱く育てていて気の抜ける日はありません



それでも挑戦するのは彼が養殖業の未来を見ているからである。


出身大学である愛媛大学が進める『えひめ水産イノベーション·エコシステムの構築』~水産養殖王国愛媛発、「スマ」をモデルとした新養殖産業創出と養殖産業の構造改革~「社会的インパクトが大きく地域の成長とともに国富の増大に資する事業化プロジェクトを推進することで、日本型イノベーション·エコシステムの形成と地方創生を実現することを目指す」という事業。そんな養殖業の未来に向けて船出した田中さん。


現在、クラウドファンディングも行っています。「クラウドファンディングを使えば、養殖魚に興味のない人や都会に住む人に養殖業や地方の現状を知ってもらえるのではないか?」との思いからの挑戦です。返礼品は「活き〆・フィーレ(下処理したもの)加え、一夜干し・生ハム」などが準備されています。


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とろける刺身
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世界初の生ハム
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旨味凝縮の一夜干し

笑顔の素敵な三代目のもっと笑顔が見てみたいですね。


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二代目と三代目

 

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