東日本大震災から10年。活動10年目を迎える「ハタチ基金」これからの被災地支援について紹介

東日本大震災から10年。活動10年目を迎える「ハタチ基金」これからの被災地支援について紹介

「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで。」そんなコンセプトの下、2011年に立ち上げた公益社団法人「ハタチ基金」。活動10年目を迎えるにあたり特別サイトを立ち上げ、写真と動画でこれまでのあゆみと今後の活動をご紹介しています。


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2011年3月11日、 この日は日本中の人にとって忘れられない日になりました。東日本大震災からもうすぐ10年が経ちますが、 東北の被災地は着々と復興を遂げて、被災前とは全く違った町並みへと変化しています。また、心に傷を負った子どもたちも、日常へと戻り平穏な生活を送れるようになってきています。


ハタチ基金は、名前の通り、2011年から20年間と期間を定めて、東日本大震災で大きく被災した、宮城、岩手、福島の3県で、子どもたちに学び・自立の機会を提供するために活動する事業団体の取り組みを支えています。これまでの10年、応援してくださっている個人や法人の方々からのご寄付のおかげで、継続して子どもたちを見守り、支えていくことができました。現在ハタチ基金では、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン、認定NPO法人フローレンス、認定NPO法人カタリバ、NPO法人トイボックス、NPO法人キッズドア、NPO法人放課後NPOアフタースクール、この6つの団体の被災地での活動運営を支えています。


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被災地支援10年の軌跡 刻々と変わる被災地の状況と支援ニーズ


今回、活動10年目を迎えるにあたり、ハタチ基金の特別サイトが立ち上がりました。この10年間で行った支援内容や子どもたちの様子を年表で紹介し、震災で浮かび上がった課題や解決のために行った取り組みを振り返ることができる内容となっています。10年を細かく振り返ることによって、被災地支援のあり方が年を追うごとに変わっていくことがわかり、地域のニーズに合わせて変えていくことの重要性も見えてきました。災害大国・日本で、今後の被災地支援を行っていく上での参考にもしていただける内容となっています。


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被災経験や今の思いを語る 利用者の親子と、支えた人たちからの動画メッセージ


つらい体験をした子どもたちは、誰よりも強く優しい存在になれる。そう信じて、私たちは子どもたちが震災の悲しみを強さに変えて、地域に新しい息吹をもらたす存在となってほしいと、長期に渡って支援を続けてこられました。


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活動10年の動画から

今回、各支援団体の利用者や支援者たちが、震災10年目に向けて思いを語り動画にまとまっています。メッセージを送ってくれたのは、活動開始当初に支援を届けた親子、被災体験を経て地域を支えたいと学ぶ学生、自分と同じく被災経験をした子どもたちを支えたいと支援者になった青年たち。震災を経験した当事者の思いを知るきっかけにもなる特別な動画となっておりますのでぜひ御覧ください。


ハタチ基金の活動は残り10年 今後の支援は“地域を支える人を育てること”


ハタチ基金は活動期間を20年と定めてスタートしました。継続的に支援を行うことが重要と考える一方で、地域の方々と「支援する」「支援される」の関係であり続けることが決して良いことだとは思っていないからです。今後の10年は、ハタチ基金の活動が終わったときに、震災当初子どもたちだった若者たちがリーダーとなって新しい未来を作っていけることを目指して支援内容をアップデートしていきます。


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また、東北の被災地で浮かび上がった課題は、決して東北だけの問題ではなく、全国各地で同じように困っている親子がいることもわかってきました。そのため、東日本大震災をきっかけにスタートした支援事業を全国に広めていく活動が始まっています。今後はさらなる広がりを目指して活動をしていきます。


今後の支援の具体的な内容や決意を盛り込んだ、ハタチ基金の理事4人の対談を特別サイトに掲載しています。ぜひ御覧ください。


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公益社団法人ハタチ基金 代表理事:左から今村 久美さん、能島 裕介さん、白井智子さん、駒崎弘樹さん

残り10年のハタチ基金の活動を皆さんのご寄付で支えてください。


ハタチ基金10周年特別サイト
https://www.hatachikikin.com/10th/

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