「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、バッグなどの製造販売を行うマザーハウス(東京都台東区)から、新たに「食」のブランド「Little MOTHERHOUSE」が誕生しました。
自然の恵みをいっぱいに受けた豊かな食素材、その恩恵を育む農家、そこでじっくりと培われた食文化を持つ途上国の「食」の可能性に光をあてたフード商品を新たに展開。第一弾としてインドネシア・スラウェシ島のカカオを使ったチョコレートの販売を開始しました。
モノづくりを通じて途上国の可能性を世界中に届ける「マザーハウス」
『途上国から世界に通用するブランドをつくる』という理念のもと、2006年の設立以来、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの計6か国で、それぞれの素材や文化を活かしたモノづくりを通じて「途上国の可能性」を世界中に届けています。
現在では国内33店舗、台湾4店舗、香港1店舗、シンガポール1店舗、フランス1店舗を展開しています。
“カカオを通して世界を変える” Dari Kとコラボしたチョコレート
途上国の「食」の可能性に光をあてた新たな「食」のブランド「Little MOTHERHOUSE」の第一弾はインドネシア・スラウェシ島のカカオを使ったチョコレートです。
「カカオを通して世界を変える」を理念とする2011年設立の京都のクラフトチョコレートメーカー「Dari K」とコラボレーションしました。
Dari Kはインドネシア・スラウェシ島最高品質のカカオ豆を自社で調達するだけでなく、農園に発酵技術の提供も行い、カカオ以外のさまざまな果物の木を植え、多様な生態系を守り、気候変動に対するリスクヘッジも行いながら、持続可能な方法として現地の人々の生活向上や環境保全にもつながる活動をしています。
ハイカカオチョコレートとホワイトチョコレート
Dari Kが作るチョコレートは、パリのサロン・デュ・ショコラに毎年出展し、国際的な品評会 C.C.C.では4 年連続受賞しています。
今回は「Little MOTHERHOUSE」初のオリジナル商品として、インドネシアの生カカオと世界最大級のサイズを誇るカシューナッツをビターチョコレートでコーティングした「インドネシアオリジンズ」と、これまでにない独自配合のホワイトチョコレートを使い自然由来の色や味で表現した「イロドリチョコレート」の2種類を用意しました。
これまでも途上国と共に歩みこだわり抜いた製品を世の中に発信しているマザーハウスと、SDGs の先進企業としても国内外から注目を集めているというDari Kのコラボレーション。今年のバレンタインチョコレートがまだ決まっていない人も、すでに購入した人も要チェックです。
■Little MOTHERHOUSE 公式ホームページ