世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、東日本大震災から丸10年を迎えるのに際し、当時の支援活動を振り返りつつ緊急時の子ども支援のあり方を考えるオンラインイベントを、3月6日(土)に開催します。ワールド・ビジョン・ジャパンとともにまちづくりに取り組んだ元中高生や、復興を支援した漁業関係者のインタビュー動画も放映予定です。
2011年の東日本大震災でワールド・ビジョン・ジャパンは40億円を超えるご支援金をお預かりし、団体の総力をあげて支援活動に取り組みました。子ども支援、雇用・生計促進支援、防災支援、コミュニティ形成支援の4つを柱に、3年間で、岩手、宮城、福島等の約30万人に支援を届けました。
このイベントでは、この緊急復興支援事業の責任者を務めた木内真理子さん(現事務局長)と、岩手県一関市に駐在して事業を担当した望月亮一郎さんが、当時の活動を振り返ります。また、西日本豪雨等で子ども支援等を担当した高橋布美子さんが、現在のコロナ対策も含めた子ども支援について報告します。
イベント開催に際してワールド・ビジョン・ジャパンでは、当時ともに活動していた被災地の方々へのインタビュー取材を実施しています。一緒に南三陸町のまちづくり活動に取り組んだ元中高生ジュニア・リーダーで、現在は南三陸町で社会人として活躍されている2名の方と、復興を支援した宮城県の漁業関係者1名の方に、当時のことやこれまでの歩みを振り返っていただきました。この模様も、イベント後半でご紹介します。
イベント概要
イベント名:東日本大震災から10年。緊急時の子ども支援にこめる思い
日時:2021年3月6日(土)15:00~16:30
場所:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料(通信にかかる費用はご負担ください)
定員:500名
詳細・申し込み:https://www.worldvision.jp/news/shien/20210226.html