パナソニックとアサヒビールから生まれた地球にやさしいエコカップ「森のタンブラー」

パナソニックとアサヒビールから生まれた地球にやさしいエコカップ「森のタンブラー」

パナソニック株式会社(以下:パナソニック)とアサヒビール株式会社は、飲料容器「森のタンブラー」をリニューアルします。使用している材料の植物繊維(セルロースファイバー)の使用比率を55%から70%まで引き上げ、「森のタンブラー」1個あたりのプラスチック使用量を従来より33%削減し、さらなる環境負荷の低減を実現します。


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リニューアルした「森のタンブラー」

パナソニックとアサヒビールは2019年から、パナソニックが開発した「高濃度セルロースファイバー成形材料」を原材料とした「森のタンブラー」のテスト販売を開始しています。今回、パナソニックが開発した高濃度化の技術により、植物繊維の濃度を55%から70%まで引き上げることに成功しました(※1)。新しく開発した70%濃度の「高濃度セルロースファイバー成形材料」を「森のタンブラー」に使用することで、「森のタンブラー」1個あたりのプラスチック使用量を5.44g(※2)削減し、使用比率を45%から30%まで下げました。植物繊維の使用比率の向上により、手触りや外観も、木材のようなマットで自然な風合いをよりお楽しみいただけます。


新しい「森のタンブラー」は、2021年の夏頃からオンラインショップなどで販売予定です。先行して2021年3月8日(月)から、天王洲の複合施設TENNOZ Rim内の飲食店KITEN TOKYOで、新しい「森のタンブラー」を用いたドリンクメニューを一部提供開始し、実際に使用する際の耐久性などを検証します。さらに2021年3月中旬より千葉大学構内のカフェ「アエレカフェ」においても新しい「森のタンブラー」をテスト展開します。さらに、2021年4月中旬には学校法人日吉台学園が運営する千葉県の日吉台幼稚園・保育園にて、園内で使用するコップの一部として「森のタンブラー」が採用される予定です。子どもたちが環境負荷低減の取り組みに触れるきっかけづくりを通して、持続可能な社会の実現に貢献します。


「森のタンブラー」について


「森のタンブラー」は、“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器として開発したエコカップです。パナソニックとアサヒビールは2019年7月から、パナソニックが開発した「高濃度セルロースファイバー成形材料」を原材料とした「森のタンブラー」のテスト販売を開始しました。本材料はナノ~マイクロに微細化されたパルプ成分を含有する新開発の樹脂です。間伐材などの木材から精製したパルプを主原料としているため、廃棄する際にも紙製品として分類することができ、プラスチックごみ削減への寄与を期待できます(※3)。


2020年は、「森のタンブラー」の新たなラインアップとして、アサヒビールが広島県に所有する社有林「アサヒの森」の間伐材を原材料とした「森のタンブラー HINOKI」と、グループ会社であるアサヒビールモルト株式会社の副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を原材料とした「森のタンブラー MUGI」をそれぞれ発売しました。現在、「森のタンブラー」は、ECサイト「森のタンブラー公式SHOP」をはじめ、パナソニックミュージアム、RELIFE STUDIO FUTAKO(リライフスタジオ フタコ)、パナソニックセンター大阪、ふたこビール醸造所などで販売しています。


CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使い捨てプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本でも、2020年7月よりプラスチック製買物袋の有料化が全国で実施され、使い捨てプラスチック問題への関心がさらに高まっています。

パナソニックは、2017年に「環境ビジョン2050」を策定し、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向けた開発活動を進めています。今後も「森のタンブラー」の取り組みなどを通じて、持続可能な事業を創出していきます。


※1:パナソニック株式会社プレスリリース
   2021年2月4日 70%高濃度セルロースファイバー成形材料を開発


※2:標準サイズカップ1個あたりのプラスチック削減量。小サイズカップ1個あたりの削減量は3.64 g。


※3:自治体の分別排出ルールに従ってください。

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