いざ地震が発生したとき、地域の避難所に行くか、それとも在宅避難を選ぶか…その判断には、どのような情報が必要となるのでしょうか。
大事なのは「正しい知識を得る」こと
揺れが収まったあと、次の行動に移る前に最も大切なのは「正しい情報を得る」こと。テレビ、ラジオ、スマートフォンのラジオアプリなどを活用して災害の規模を把握しましょう。SNSは便利な反面、虚偽の情報が拡散されていることも。一次情報として行政や消防署が発信している情報を自ら取得するようにしましょう。

家の中を目視する
まずは家の中をチェックします。火はちゃんと消えているか、ドアは開くか、再び大きな地震が発生した際に避難するための経路は確保できているか。そしてライフラインの状況はどうか。ラジオなどの情報に耳を傾けながら、周りの状況を確認しましょう。

家の外を確認する
揺れが落ち着いてしばらくしたら、家の外に出て建物のダメージがあるか確認しましょう。例えば建物に亀裂が入っている場合、一刻も早く避難を開始しましょう。

個別のニーズはあるか
幼い子どもがいる、ペットを飼っているなど、避難所では周囲が気になるような個別のニーズがある場合、在宅避難の方が心身ともに負担が少ないケースがあります。また暑さ・寒さへの対策も、自宅の方が調節しやすくなります。

避難所に行くか、在宅避難を選ぶか。どちらにもメリット・デメリットはあります。「まずは避難所に行ってみて、落ち着いたら在宅避難」という方法もありますね。いざという時のために、ぜひシミュレーションしてみてくださいね。


















