「宮古島の美しい海を、未来の子供たちへ繋ぎたい!」そんな熱い思いから、沖縄県宮古島で「アマモ植樹体験」イベントが開催されました。SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、子供たちが海のゆりかご「アマモ」を植える体験は、まさに未来への希望を育む一歩です。イベントを通じて子供たちが海の環境問題を“自分ごと”として学ぶ姿をご覧ください。
子どもと学ぶ「アマモ植樹体験」。海を守る環境教育イベントが開催!
宮古島の美しい海を未来に残すため、地域の子どもたちとともに「海のゆりかご」と呼ばれるアマモの植樹体験が、沖縄県宮古島にある「レベルアップパーク」で6月22日(日)に株式会社ビタブリッドジャパンにより開催されました 。このイベントは、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」を意識した環境教育の一環として行われました。地域の子どもたちとその保護者を対象とした環境学習プログラムで、自然とのふれあいを通じて海洋環境の大切さを学ぶ活動です。

「海のヒーロー」アマモとは? 宮古島の自然を守る重要性。
アマモは海藻の一種で、浅い海の底に生息しています。稚魚や小さな魚たちの隠れ家やエサ場となることから、「海のゆりかご」と呼ばれています。水質をきれいにしたり、二酸化炭素を吸収したり、海岸を守る働きもあり、海の環境にとってとても大切な存在です。

しかし、宮古島では近年、沿岸開発や埋め立ての影響でアマモが減少しており、その保護が急がれています。今回のイベントでは、そんな大切なアマモを守るため、45名の参加者が養殖場で育てたアマモ150株を子どもたち自身の手で植えました。魚との共存関係やアマモの役割についても深く学びました。

自然を「好き」になることの大切さ! 未来を育む環境教育。
本イベントでは、伊良部島の自然保護活動に長年取り組んでいるガイドから、「自然を守るには、まず“好き”になることが大切」というメッセージが子どもたちに届けられました。子供たちは自然とのつながりを体感し、環境を守ることの重要性を肌で感じることができたようです。

株式会社ビタブリッドジャパンは、ビーチクリーン活動に加え、ガジュマルの植樹、昆布の養殖、子ども食堂など、多様な地域・環境保全活動を随時行っています。本活動は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」や目標4「質の高い教育をみんなに」に資するものとして、今後も継続して実施していく方針としています。