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ソトコトペンクラブ

「雨なら、また来月ね」って言えるやさしさ。島田市でみつけた、みんなのたのしい、おいしい時間。

鈴冨禾華(スズトミヒズカ)

鈴冨禾華(スズトミヒズカ)

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市役所駐車場でのんびり、あおぞらの下のマルシェ発見。

さいきん、島田市役所のまわりを歩いていると、平日も土日も関係なく、楽しそうな出店(しゅってん)をよく見かけるようになりました。

実はこれ、市役所が「みんなでつかえる場所」として、ひろばを貸し出しているからなんです。行政の場所がこうして開かれているのって、なんだかワクワクしますよね。

そんな市役所のひろばで、毎月定期的にひらかれている「あおぞらcoms(カムズ)」というすてきなイベントがありました。

主役は「出店者さん」というおもいやり

このマルシェ、たんなるお買い物のイベントではないんです。そこには、主催者さんのあたたかい想いが詰まっていました。

「この地域には、もっと気軽にみんなが集まれるマルシェが必要なんじゃないか」 そう感じたあおぞらcoms主催:藤田嘉士(ふじたよしひと)さんが一番に考えたのは、実は「出店者さんのこと」でした。

自分のお店(店舗)をもたない出店者さんでも、月に1回ここで定期的にお店を開くことができれば、お客さんとのあいだに少しずつ「なじみの関係」ができていく。 「この前の、また買いにきたよ!」 そんな会話が日常になる場所をつくりたかったのだそうです。

このあったかい想いに、「それ、いいね!」と出店者さんたちも大賛成。みんなが同じ気持ちで集まっているからこそ、毎月ワクワクするようなお店がずらりと並びます。

いまやお店のファンの方から「はじめて来ました」という方、ご近所のお散歩がてらの方や、市役所の職員さんまでが一緒になって、のんびりおしゃべりを楽しむ景色が生まれています。

つづけるために、がんばりすぎない

もうひとつ、主催の藤田さんが大切にしているのが、がんばりすぎない優しさです。

お天気に左右される外のイベントは、年に1、2回の大イベントだと「雨が降っても中止にしづらい……」と、無理をしてしまいがち。出店者さんも「雨なのに出なきゃいけないのかな」と、心に負担がかかってしまいます。

でも、あおぞらcomsは毎月開催。 だからこそ、「今回は雨だし中止!また来月おねがいします!」って、お互いに気兼ねなく言えちゃうんです。(とはいえ毎月イベント前は「実施できますように!」、と、天気予報とにらめっこされてます)

出店者さんを大切にしたいからこそ、無理なくつづけられる仕組みをまわす。この、肩のちからが抜けたやさしい関係性が、この場所のいちばんの魅力なんだなぁと感じます。

笑顔があふれる、まちの駐車場

ならぶお店は、朝ごはんやお昼ごはんに食べたくなるおいしいもの、日々の暮らしを楽しくしてくれる雑貨、子どもから大人まで楽しめる体験ブースなど、月によっていろいろ。

市役所という場所をきっかけに、市と民間が手を取り合って、出店者さんとあつまる人たちとの交流と笑顔のあふれる場所がつくられている。それって、なんだかホッとするすてきな景色です。

次回の開催は、6月28日(日)の9:00〜13:00。その後は夏の期間はお休みでまた秋から再開予定だそうです。

たんなるマルシェの枠をこえて、まちの中に「やさしい安心感」をつくりだしている島田市役所の駐車場。ぜひ、このあたたかい空気を肌で感じに、のんびりお出かけしてみませんか?

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