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歴史をのんびりめぐる旅 ~水戸城跡地を散策してみた~

B女子いとー

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目次

疲れたときにこそ、外に出よう

仕事が忙しくどうしても家に引きこもりがちになるが、そんな時こそ、外に出るようにしている。聞くところによると、日々の疲れを癒せるらしい。日頃の疲れが癒せるし、何より気持ちのリフレッシュができるからこのところ仕事ばかりの毎日で疲れもピークに。遠出するほどの体力はない。でも小旅行気分を味わいたい。近くで観光できるところはないだろうかと悩みながら、「茨城の中心地? の水戸に行ってみよう!」と思い立ち、さっそく向かった。

水戸と言えば、日本三名園のひとつ「偕楽園」。「この紋所が目に入らぬかー」でおなじみの水戸黄門や納豆などが挙げられる。

水戸駅周辺を調べてみると、いくつか名所があることが分かった。手始めに、駅から近い「弘道館」に向かうことに。弘道館は、水戸藩の藩校として徳川斉昭により作られた日本最大級の藩校。近隣には東武館もあり、学問と武道それぞれを学ぶ場となっていたようだ。梅まつりの時期は多くの観光客で賑わい、レトロなボンネットバス(レトロ好きの方必見)で弘道館や水戸城跡、偕楽園まで巡回している。

歴史を学びながら、昔に思いを馳せる

弘道館の向かい側を見ると、どどどーんと大きな大きな「水戸城大手門」。令和2年に復元整備されたこの大手門、一昨年に整備された角櫓も新しい観光名所に加わった。小さな橋を渡り、大手門の近くまでいくと圧倒的な存在感。高さが約13メートル、横が約17メートルと重厚感もありながら、美しさも兼ね備えた佇まい。

左右の瓦塀は、珍しい粋なデザインが施されている。この瓦塀は、瓦と粘土や漆喰を規則的に並べたもの。発掘調査で発見されたものを再現しているとのこと。表と裏のデザインの違いがあり個性的! 規則性もありながら、多様な瓦が何枚も重なり、ミルフィーユのようになっている。昔の遊び心は現代にも通じるものがあると感じた。

天井のハリは、なんと一本物の松を使用しているとのこと。聞くところによると、木を集めるだけでも数年かかったらしい。復元への熱い思い、昔の人々のこだわりを感じることができる。

門をくぐると、目の前に、学校が。この一帯には小学校~高校、幼稚園な教育機関が集まっている。当日も子どもたちの笑い声やボールをける音が聞こえてきた。

どんどん先を進むと、「水戸城二の丸角櫓」の看板を発見。二の丸角櫓には、水戸城の歴史やこれまでの発掘調査などについても学ぶことができると、近くの観光協会でガイドをしている女性から教えてもらった。せっかくなので、二の丸角櫓にも足を運ぶことに。

細い道を進む進む。この細い道はどこまで進むのだろう。

道をどんどん進むと見えてきました!

外からみると大きく見えた櫓だったが、近くにみるとコンパクトな印象。室内は、天井が高く広く、木の香りや温もりも感じた。これまでの復元整備や歴史、瓦などの展示もあり、じっくりとみることができる。水戸の歴史に初めて触れることができ、「昔の人はここからどんな景色を眺めていたんだろう」と思いをはせながら、タイムスリップした気分に。小窓からは、水戸駅前の景色を眺めることができた。時期によるが、ライトアップも行っているとのこと。

外に出ると新たな出会いが見つかるかも?

帰る途中、近隣の方と思わしき方がランニングしていたり、観光客のグループもいた。ゆったりのんびりと観光を楽しむにはちょうどいい。短い時間だったが、旅行気分を味わえた充実した1日だった。

行ったことがない場所もいいが、知っている場所を散歩するのもいい。新しい道や新しいコトモノに触れると、なんだかワクワク楽しい気持ちになる。スマホを使わずにゴールまで歩く旅も楽しそうだ。次回以降にやってみようと思った。

最後に、現在「梅まつり」が絶賛開催中! 梅も見頃を迎えている。期間中は、臨時に開設している偕楽園駅から、偕楽園や隣接している常磐神社へのアクセスが便利。巡回バスもあるので、紹介した水戸城跡や弘道館にも足をのばしてみてください! 城めぐり好きな方は、水戸城御城印や城カードなるものも販売しているそうなので、こちらもチェックを!

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