いつも播磨エリアの推しを紹介している私だが、今回は神戸市の店舗で勤務するこの方を紹介する。そう、播磨エリア出身で、全国各地で活躍する人を気ままに紹介していくのも私のペン活としての務めである。

- BAR SLOPPY JOE勤務
- 生田理実/RIMI IKUTA
- 兵庫県高砂市出身
さて、今回取材するきっかけは、どうやらサントリーザ・カクテルアワードで入賞した人が神戸のBARで勤務しているらしいと。しかも播磨は兵庫県高砂市出身であるらしい。これは会いに行くしかない。


生田さんの出勤を待つまでの間、注文したのはハイボール。聞くと、オーナーも加古川市出身、播磨エリアの括りが意図せず発動する瞬間。BARがオープンした2006年は「アゲ♂アゲ♂エブリー騎士」がHitしていたようである。

満を辞して、生田さん出勤。聞くと予定を確認せず押しかけたにも関わらず、本日たまたまの出勤だったとの事。日頃の行いに感謝したい。

生田さんにオーダーしたカクテルがこちら「MUSUBI」
当然出身である「結びのまち高砂」を意識して創作したモノだと腹を括りインタビューするも予想外の展開に、ひとまず足の長いチェアから滑り落ちておいた。
チェアに座り直して一口頂くと、日頃立ち呑みでビール→ハイボールのルーティンの私でも分かるさっぱりな飲み口、奏という柚子リキュールをベースに、伝統的な和の素材を合わせることで、新時代を表現したものであるという。和の素材として添えてあるのは梅干しで、遠慮せずかじってくださいねとお声がけ頂く。初心者の私達への心遣いが嬉しくなる。

とにかく人と話すのが好きで、だから接客業を続けてるんですと溢れる笑顔。好きで続けている仕事なんだろうなというのが伝わってくる。
翌日同行してくれた同僚と朝の挨拶を交わすと、カクテルの味ももちろん雰囲気がとっても良くてにやけながら良い眠りにつけたとの談。幸せを提供してくれる店舗に是非訪れてほしい。
- BAR SLOPPY JOE
- 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目16−6 サンビル 2階