慶應義塾大学大学院特任助教・高木

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 慶應義塾大学大学院特任助教・高木 超さんが選ぶ「SDGsと地球環境に触れる本5冊」

1. 海洋プラスチック汚染 ─「プラなし」博士、ごみを語る

暮らしを便利にしてくれるプラスチックはなぜ問題なのか、どのような解決策があるのか。SDGsの目標14のターゲットでも言及されている海洋プラスチック汚染について、最新の研究成果なども踏まえながら、多角的に解説しています。

書籍情報
著者:中嶋亮太
出版社:岩波書店
発売日:2019/9/19

2. 成長の限界 ─ローマ・クラブ「人類の危機」レポート

SDGsの歴史を遡ると、約50年前に開催された「国連人間環境会議」にたどり着きます。時を同じくして「100年以内に地球の成長は限界に達する」と述べ、その後の世界に大きな影響を与えた本書は、SDGsを知る上で欠かせない一冊。

書籍情報
著者:D・H・メドウズ著、D・L・メドウズ著、大来佐武郎訳、
出版社:ダイヤモンド社
発売日:1972/5/1

3. 外来生物のきもち

外来生物は、固有の生態系に影響を及ぼしてしまう厄介者。しかし、動物園から逃げ出した生物、食用として輸入された生物など、もともと人間の都合で持ち込まれたものがほとんどです。そのルーツや特徴を紹介しながら問題提起をする良書。

書籍情報
著者:大島健夫
出版社:メイツ出版
発売日:2020/6/20

4. はじめてのエシカル ─人、自然、未来にやさしい暮らしかた

環境破壊や児童労働といった問題は遠い世界の話ではなく、私たちの暮らしに欠かせない買い物と密接に関係しているかも。敷居が高そうなエシカル消費と呼ばれる環境や社会に配慮した購買行動を、私たちの日常に引き寄せてくれる本です。

書籍情報
著者:末吉里花
出版社:山川出版社
発売日:2016/11/19

5. ゴミ清掃員の日常

人間が生活する上で、どうしても発生してしまう「ゴミ」を、清掃員の立場から見ることで、より深く理解させてくれます。私たちが捨てた後の「ゴミ」の動きを知ることで、その排出量をゼロに近づけていくためのヒントも得ることができます。

書籍情報
著者:滝沢秀一、滝沢友紀
出版社:講談社
発売日:2019/5/30

photographs by Hiroshi Takaoka  text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2021年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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