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連載 | SUSTAINABLEDESIGN | GRASS TOKYO 絵の具 香りで描く、描いて香る。

香りで描く、描いて香る。


 絵の具を出すと、ふわりと広がる優しい香り。筆に取り、スケッチブックに新たな色を加える度に、香りが重層的になっていく。「の具」は、100パーセント天然精油と塗料を混ぜ合わせた新しい絵の具ブランドだ。アロマ・フレグランス商品を手がける『GRASSE TOKYO』が、「日常を豊かに彩る香りを身近に感じられる商品、遊びながら学べる商品を届けたい」と開発した。



 緑は深く重みのある「パチュリ」、茶は心落ち着く「シダーウッド」、黄色は甘く濃厚で華やかな「イランイラン」。色を混ぜ合わせると、香りも変化する。たとえば、白の「ユーカリ」と青の「ジュニパーベリー」を混ぜると、すっきりとした清涼感のある香りに。「香りを調合する」というと難しく感じるが、色で遊ぶうちに自然と自分の好きな香りに辿りつくかもしれない。反対に香りを起点に絵を描けば、新しい表現が生まれるかもしれない。香りは数日間持続するという。最近会えていないあの人に、香りつきの絵手紙を送ろうか。


香の具


色に頼りすぎず香りを楽しんでもらうよう、色名はチューブの裏面に記載し、表面には香りの名前と原料のイラストのみを記載。また、点字も刻印されている。「視覚にハンディのある方にも表現を楽しんでいただけたら」と担当の岩崎綾乃さん。子どもが舐めても安全な素材でできている。
●1本(7ml)660円、9色セット5940円、瓶タイプ(35ml)2200円(GRASSE TOKYO https://kanogu.tokyo