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特集 | 続・道の駅入門

道の駅からすぐ近く、一年を通じてイルカに出合える海「道の駅天草市イルカセンター」

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TOP写真:沖合には約200頭を超える「ミナミハンドウイルカ」が生息している。

2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!

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目次

道の駅天草市イルカセンター[熊本県・天草市]

『天草漁業協同組合』が道の駅を運営しており、豊富な水産物が販売されている。

九州西部の内湾・有明海の入り口にある海峡「早崎瀬戸」に面した熊本県天草市の『道の駅天草市イルカセンター』では、年間を通じてイルカウォッチングが楽しめる。有明海は潮の流れがとても速く海底の起伏も激しいため、網で魚を一網打尽にする漁法ができず、餌となる魚介類が豊富に生息しており、イルカが生息しやすい環境下にある。昔からここに棲み着くイルカで何かできないかと、地域住民の提案からイルカウォッチングは始まったという。

一日5便のイルカウォッチングでは、1時間ほどの乗船の間に高確率でイルカに出合うことができる。天草市では現在イルカの環境保全にも力を入れており、昨年からはイルカの生態調査プロジェクトもスタートし、道の駅を拠点に研究調査を進めている。

道の駅DATA:熊本県天草市五和町二江4689-20
www.amakusa-dolphin.jp/default.html

text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro

記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください

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