TOP写真:開放感ある露天風呂。泉質は炭酸水素塩泉で、お肌はつるつるに。
2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!
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【全国道の駅・発祥の駅】今も人気の『道の駅阿武町』は、進化を続ける(山口県)
道の駅よしおか温泉[群馬県・吉岡町]
群馬県前橋市と渋川市をつなぐ国道17号前橋渋川バイパスの敷設にともない、2010年にその間に位置する吉岡町と前橋市をつなぐ「新阪東橋」が利根川に架けられた。その際、地域活性化を目的として、新阪東橋近くの利根川沿いにあった温泉施設やゴルフ場に、物産館や情報案内所といった施設を併設し道の駅として整備したことから、現在の『道の駅よしおか温泉』は誕生した。地下1300メートルから汲み上げた源泉「船尾の湯」は高い効能で知られている。
温泉とゴルフ場がある道の駅は全国的にも珍しい。どちらも既存の施設だったが、道の駅として一体的に整備したことにより、より多くの関心を引く施設へと生まれ変わった。2022年には車中泊施設『RVパーク』も設けられ、進化を続けている道の駅だ。
道の駅DATA:群馬県北群馬郡吉岡町漆原1989
https://yoshioka-onsen.jp
text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro
記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。