多忙で限界寸前のライターが他拠点生活サービス「ADDress」を利用してみた結果

多忙で限界寸前のライターが他拠点生活サービス「ADDress」を利用してみた結果

2022.04.30

定額で全国のシェアハウスに住み放題のサービス「ADDress」。フリーで編集ライターをしているわたしは、大量の原稿執筆の仕事を受け、毎日何本もの執筆をこなしつつ、自宅での作業に限界を感じ始めたころでした。そんな時、同じく仕事を抱え込んだパートナーに誘われ、ADDressを使って沖縄に長期滞在しながら仕事をしてみることにしました。ADDressは以前、3~4日の休暇に利用したことはありますが、長期のワーケーションは初めてです。果たして、ちゃんと仕事はできるのでしょうか。

準備と計画

「沖縄に行ける!」

それだけでモチベーションが上がりました。マンネリ化していた毎日から、少しでも現地での仕事を減らそうと、仕事がはかどりました。滞在期間はちょうど半月で、沖縄本島の4地域に数日ずつ宿を予約しました。

交通手段については、那覇では公共交通機関を利用し、ほかは不便なのでレンタカーを現地手配することに。「1日◯本書いたら外に出かけられる」とルールを設定し、いざ出発。

仕事はできた? もちろん、いい感じ!

結論から言うと、目標の8割を達成しました。

余裕をもって出かけたのが功を奏し、残りは帰宅後になんとか巻き返しました。旅先での仕事の進め方は次のような感じでした。

前半は「午前中に仕事をバリバリ進めて午後は外にでかける」というルーティンがうまくいきました。2人なので励まし合えましたし、午後の楽しみが背中を押してくれました。

後半は、市街地から離れたこともあり、夕方早くに閉まってしまうところも多かったため「朝一で出かけて夜に仕事をする」スタイルに変更。早く出かけようと焦らずに済むので、落ち着いて仕事ができました。

しかし、疲れた日は帰ってから一度仮眠をとり、夜中に起きて仕事をしたので、健康面はイマイチだったかもしれません。

那覇の部屋。完全個室でキッチンを自由に使えるうえ、市街地からも近い。

ADDressの仕事環境

今回利用した宿は、

①那覇市(アパート・個室)
②沖縄市(シェアハウス・2組でルームシェア)
③名護市(ホテル・個室)
④本部市(ホテル・2組でルームシェア)

でした。
①は広々としていてデスクもあったので、とても仕事をしやすかったです。街中だったので気軽にスーパーに行けたのもよかった。

②はリビングにある広い共有テーブルを活用しました。同居人が来てからは、少し遠慮もあって個室の小さい机で仕事。

③は窓から海の見える素晴らしい部屋でしたが、勉強机がありませんでした。屋上でも仕事をしてみましたが、意外と日差しが邪魔になったので、部屋のミニテーブルを工夫してなんとか乗り切りました。

④も海が近くて綺麗な部屋でした。リビングテーブルのほかにベランダテーブルもあったので、不自由なく仕事ができました。同居人もよく外に出ていたので、共有スペースで困ることはありません。

那覇市の部屋。広いリビングが魅力。リビング以外に共有スペースがもう一部屋あった。

旅先の出会い

ADDressの醍醐味の一つは利用者との出会いです。

仕事をしながら利用している人が多いので、話してみるといろいろと参考になります。今回も、システムエンジニアで一人旅している男性、2人でWEB関係のお仕事をしているカップル、料理人とWEBデザイナーのカップルに会いました。

話を聞くと、旅先では遊びに夢中になったり、新しい環境で疲れが出たりして、仕事が思うように進まないことはあるようです。しかし、しっかり遊んだぶん、しっかり仕事もしていて、うまくオンオフを切り替えているようでした。

わたしの印象では、ADDressユーザーは考え方が柔軟。まずはやってみて、トライアンドエラーを繰り返しながら改善していく。そんなスタンスで、軽やかに生きているように見えました。

名護市の部屋。窓から海が見える最高の眺望。市街地から近いがとても静か。

お財布事情

半月滞在の費用がどれくらいだったかも少し書いておきます。

行き帰りの飛行機は格安航空のピーチで1万2千、ADDrress利用料2人で4万4千なので割り勘で2万2千、レンタカーは2週間2万で割り勘で1万。

食費や雑費を除くと、基本は5万以内に収まりました。食事は自分たちで作るなどして工夫すれば、予算はかなり抑えられると思います。わたしは古本屋で本を、市場で食材をたくさん買い込んでしまったので、そこそこ出費がありましたが……。

本部市の部屋。ビーチが近く開放感のある雰囲気。清潔感があり好感度◎。

まとめ

目標達成ならずとはいえ、それ以上の収穫があったので満足度は120%。ぜひ、またADDressを使ってワーケーションしたいと思いました。

気持ちよく仕事ができたうえ、毎日が新しい発見に溢れていて、編集ライターとしてたくさんの題材が得られたのは何より代えがたいものでした。同じ仕事を自宅でしていたら、早々に煮詰まっていたような気もします。今回は2人で励ましあいながら仕事ができましたし、一人でもマイペースに仕事と遊びを両立できたのではないかと思います。

仕事はリモートでできて、ちょっと踏ん張らなければならない山場を迎えたあなた。試しにADDressでワーケーションしてみてはいかがですか?


文・写真:のどか いづみ