『ローカル10,000プロジェクト』は、産学金官の連携により、地域の人材・資源・資金を活用した、地域密着型の新たなビジネスを立ち上げようとする民間事業者の初期投資費用を支援するものです。
地方で事業を始めたい方、あなたの事業も支援対象かも?
プロジェクト内容について
さまざまな分野の事業の初期費用に使える
●廃校や遊休施設を改修したグランピング施設やコワーキングスペースづくり
●クラフトビールの製造、工場見学
●サイクリング観光拠点整備
導入事例1:岩手県久慈市/菌床しいたけ栽培による地域経済循環創出事業
「しいたけ王国」と呼ばれる岩手県のなかでも、生産量の4割を占める久慈市。安定した生産体制の構築に向け、猛暑による品質・収穫への影響を軽減し、生産者の経験と勘で行っていた換気調整などの作業を見直すため、設備整備を検討。
<取り組み内容>
・ICTを活用したハウス内温度・湿度・CO2濃度などの監視制御システムや、低コスト高断熱ハウスを導入。
・久慈地域の木材の残材などを活用し、化石燃料の価格変動に左右されない安定した経営と環境負荷の低減による地域経済循環システムを構築。
導入事例2:山梨県都留市/織物業再興×ふるさと納税活用プロジェクト
山梨県都留市は、かつて織物業が盛んであったが、後継者不足による製作体制の維持と技術の継承、ふるさと納税の寄付額増額のための魅力的な返礼品の開発が課題であり、双方を一貫して解決するため織物業の再興が目指された。
<取り組み内容>
・古民家を改修し郡内織の製造、販売、人材育成を一貫して行える拠点を整備する。
・製品は通常販売のほか、ふるさと納税の返礼品として活用。
・手織り機を使用した傘づくり教室の開催、ウェブ販売支援等を行う。
確認チェックシート
□ 地域金融機関からの融資を検討している
□ 新規事業の立ち上げである
□ 地域の新たな雇用創出に期待できる事業である
□ 地域課題の解決につながる事業である
□ 新規性・モデル性が感じられる事業である