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ソトコトペンクラブ

瀬戸内の「限界離島」で「まんが学校」開講準備をしています

平田浩司

平田浩司

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はじめまして。初めての投稿になります。ぼくは「地域」に関わる生活をしたくて、5年前に愛媛県の上島町に移ってきました。最初の3年間は役場で地域おこし協力隊隊員として勤務しながら開業準備をしていて、3年間の任期終了後、町内でゲストハウスをオープンしました。今は、ゲストハウスの2年目が終わろうとしているところです。自分の仕事(本業)だけではない生活を求めて移住したこともあり、空き家の利活用を活動目的とするNPOを設立し運営したり、有害鳥獣(イノシシ)の捕獲活動に参加したり、使われていなかった農地の一区画をお借りしてヤギを飼いつつ、地域でこれまで育てられていなかった作物が育たないか試してみたりと、これまでにやりたかったことに挑戦しています。

ぼくの移り住んだ上島町は、尾道から今治までを結ぶ「しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」の愛媛県と広島県の県境付近にあって、本州や四国と橋でつながっていない離島に寄って構成されているという特徴があります。町内に入るには一度、フェリーに乗る必要があるのです。

町内の有人島のなかでも、島民のほとんどが高齢者、現在の住民数がわずか11人という「限界離島」とも言える島が、高井神島です。町内の中心集落となっている弓削からさらに別のフェリーに乗って、30~40分かかります。ぼくはこの島と、地域おこし協力隊の任期中から関わりを始め、どんどん深入りしています。

この島では15年ほど前から、住民と関係者の有志によって、空き家などの壁に、原作者から原画の提供を受けて、まんがを描いていくということをすすめています。「まんがの島」として話題を集めて、訪問者、関係人口、さらには移住者が来てくれれば、という狙いからです。ただ、この取り組みを始めてからも人口は減り始め、期待していたほどには知名度が上がることはありませんでした。

そこで次の取り組みとして始めようとしているのが、廃校になった学校(高井神小中学校)の校舎だった建物を活用した「まんが学校」です。まんが家の先生方とは原画を提供していただいたつながりがすでにできていて、講師として来ていただける目処がついています。また、元校舎建物の整備もほぼ完了して、会場も用意できました。

ただ問題なのが、どうやって参加者を集めるか、どのようにプログラム(日程)を組んで、参加費用をどのように設定するのか、といったこのプロジェクトを指揮しマネジメントをできる人材が不足しています。さらには、集客チャンネルをすでに持っている旅行業者と提携できればいいのでしょうが、そのコネクションもノウハウもありません。

そこで、「ソトコトペンクラブ」に参加させていただいていますので、この記事を投稿することによって、この「限界離島」高井神島やそこで企画中のプロジェクト「まんが学校」に少しでも興味を持っていただける方と出会うきっかけになればと願っている次第なのです。

もし関心を持っていただけて、より詳しく話を聞いてみたい、あるいは現地を訪ねてみたいと思っていただける方がいらっしゃいましたら、次のSNSのどこからでもメッセージをいただければ、うれしいです。どうぞ、おちから・お知恵をお貸しください!

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