各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2023年9月1日~11月30日の期間、滞在プログラム「ご馳走落語」を今年も開催します。
背景
演目:目黒の秋刀魚
江戸時代、低級な魚として扱われていた秋刀魚を庶民と同じように食べたお殿様が、その味が忘れられないという滑稽噺。
「ご馳走落語」の特徴
1 秋の味覚にまつわる落語を楽しむ
1981 年、千葉県富里市生まれ。2005年3月に早稲田大学教育学部社会科を卒業し、柳亭市馬に入門。落語協会に所属、2020年3月に真打に昇格し、江戸から続く名跡である「六代 玉屋柳勢」を襲名。古典落語を得意とするとともに、新しい落語にも挑戦し続けています。
2 演目を表現したコース料理で落語の追体験をする【NEW】
■鯛の八寸
江戸時代、鯛は魚の中でも格が高く、位(くらい)の高いお殿様の食事によく並んでいました。しかし、お殿様の食事は毒見などで時間が経ち、料理は冷めきっていたといわれています。(*1)そこで、このコースでは冷たくとも美味しく仕立てた鯛の料理を組み込んだ「鯛の八寸」を提供します。脂ののった鯛を、ショーフロア(*2)や煮凝りにした一品です。
*1 杉浦日向子(2005)『一日江戸人』
*2 加熱した肉や魚をいったん冷ましてソースで表面を固めた冷たい料理のこと
「目黒の秋刀魚」でも、お殿様は馬に乗り、目黒に遠乗りへ出かける場面があります。噺の中では、馬を食しませんが、馬にかけた料理を提供します。鉄分を含んだ馬肉とウニの甘味を絡めたタルタル仕立ての料理です。
遠乗りに出掛ける道中の風景を表現したフランです。茸(きのこ)をベースにしたフランに、茸のコンソメを注ぎます。その上に、野山の風景を表現した秋の恵みである銀杏やハナビラタケをあしらった一皿です。
コース料理のメインには、スタッフが目の前で仕上げる熱々の秋刀魚を提供します。「目黒の秋刀魚」に登場するお殿様の気持ちを追体験することができます。
3 より落語と食事を楽しむための落語講座
16:00 落語講座
16:30 落語の観賞 演目:目黒の秋刀魚
18:00 夕食:目黒の秋刀魚のコース料理を楽しむ
「ご馳走落語」概要
■定員:1組4名様まで
■場所:星のや東京館内
■料金:1名80,000円 2名98,150円 3名116,300円 4名134,450円(税・サービス料込)*宿泊料別
■含まれるもの:落語、落語講座、ご馳走落語コース料理
■予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/tokyo/)にて14日前までに要予約
■対象者:星のや東京宿泊者
■備考:状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。
■星のや
URL:https://hoshinoya.com
■星のや東京
電話:050-3134-8091 (星のや総合予約)
客室数:84室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金:1泊 112,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
アクセス:東京駅丸の内北口出口 徒歩10分、
:東京メトロ大手町駅A1、C2c出口 徒歩2分
URL:https://hoshinoya.com/tokyo/