満月を模した月見団子など、「見立て」の文化でもある日本のお月見。
その見立ての美学を楽しめる、情緒溢れる「月見みやげ」を食文化研究家であり、月見文化にも精通する、渥美まいこさんがセレクト!
情緒を宿した月見みやげで日本の文化を分かち合う
「お月見は、見立ての日本文化そのものだと思います」。そう話すのは、食文化研究家であり、『OTSUKIMI.』プロジェクトを手掛ける渥美まいこさん。
「丸い団子を満月に、ススキを稲穂に見立てて飾る。何かに託して季節を愛でるのが日本人の得意とするところ。そして、その見立ての主役はいつも『食』でした。月見みやげは、満月やうさぎといった物語や見立てを宿しやすく、ひと口の中に季節の情緒を込めて手渡せるところが魅力ですね」と渥美さん。
今回選んでいただいた月見みやげのポイントは? 「ひと目で『お月見だね』と伝わり、渡しやすくて誰かと分け合える、そして今の食卓になじむもの。その上で、お月見らしい情緒と美味しさが両立しているものを選びました。『羊羹ファンタジア』は、月の満ち欠けを切り分けて分かち合える、まさにお月見のための見立て。福島で生まれた、物語も含めて贈り物にぴったりな一品です」。

渥美まいこさん
食ビジネスメディア「Yellowpage」代表、食文化研究家。現代の暮らしにあった、新しいお月見のあり方を提案するプロジェクト「OTSUKIMI.」を2020 年から推進。

切るたびに絵柄が変化する見た目も美しいアートな羊羹
中央の錦玉羹を空に見立て、切り分けるたびに三日月から満月へと移ろう情景を表現した新感覚の羊羹。和洋が織りなす味わいも魅力。


パッケージは、日本画家の舛田玲香さんによる描き下ろし。羊羹ファンタジアの世界観を表現した美しいデザイン。
可愛くて美味しいお月見の季節の手土産

チョコレートとココアを練り込んだ生地で、卵の風味豊かな黄味餡を包んだ洋風饅頭。コクのある味わい。

うるち米をカラッと揚げた、香ばしい揚げ煎餅。甘醤油仕立てと、カレー仕立ての2種類の味が楽しめる。

ふわふわのカステラ生地に、カスタードクリームやチョコレートクリームをイン。

新鮮な鶏卵と和三盆、寒天、白双糖を煮詰めて乾燥させた、上品な味わいの富山銘菓。

静岡茶専門店が手掛ける季節限定茶。

老舗砂糖商が砂糖の魅力をデザイン。愛らしいうさぎとニンジンのモチーフが、心
和むひとときを演出。

宇治茶の最高峰「玉露」を贅沢に使用したボトル飲料。極上の覆い香と、風味豊かな旨味を堪能できる。
大人気菓子缶のお月見バージョン

歴史ある銀座菊廼舎の名品「冨貴寄」の季節限定品。
バター不使用の和風クッキーに、和三盆のうさぎなど干菓子を詰め合わせた一品。

秋の素材を生かした7種類のクッキーを楽しめる、季節限定のアソート缶。うさぎが描かれた缶のデザインにもほっこり。
お月見発祥の地の飴細工はモダンなアート

島根県出雲市を拠点に活動する飴細工職人・中尾真美さんが手掛ける“ODOLLPOP”。「見た人が笑顔になり、思わず『可愛い!』と口にしてしまう、そんな風景を大切に作っています。身近に飴細工を楽しんでいただきたく、実演や卸販売にも取り組んでいます」と中尾さん。伝統技法に現代的な感性を重ねた作品は、ギフトにも最適です。


















