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あなたと大分を結わえるワークショップ「ゆわえば大分」に参加しませんか!

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「おんせん県」の大分県で人とつながり、未来を考えてみませんか?「結わえるメンター」たちがあなたと大分各地をホッコリ、あたたかくつなぎます。

「日本一のおんせん県」の大分県。その大分で地元の人と一緒になって、地域の課題解決などを考える実践型ワークショップ「ゆわえば大分」(主催:大分県、企画運営:旅武者)が10月から開催され、現在、参加者を募集している。東京と福岡市で行われるワークショップと現地でのインターンシップがセットになった内容だ。
参加者と地元の人をつなぐのは、県内6か所にいる「結わえるメンター」たち。参加者とそれぞれの地域を結び、共に学び、課題に向き合うメンターたちを紹介する。
目次

1. 結わえるメンター@中津市

福田まやさん(星庭/テンポラリ耶馬渓)

 (124090)

Q.地域のいいところ オーガニックな農業が続いてきた豊かな自然の中だからこそ、できることがあります。初盆の家の庭で歌う独自の盆踊りや頼母子講など、民俗学的な文化・風習も残っている場所です。

Q.未来に向けた課題
 私が暮らすのは30世帯ほどの集落です。ここに多様な視点を取り入れ、新しいものや価値を生み出すことをしていきたいです。

Q.参加者へのメッセージ この6月には耶馬渓茶と中国茶を飲む茶会と、植物の電位波形を音に換えた現代音楽のライブ、一面の蛍を楽しむ、「耶馬溪 蛍会」というイベントを開催しました。ここでしかできないことを、一緒に楽しくやってみましょう。

2. 結わえるメンター@杵築市

※左から 小倉倫子さん、今村佐和さん、菊池 瞳さん、三浦千穂さん(きつき小町会)

 (124091)

Q.地域のいいところ 地元の野菜や港に揚がる魚が普通においしく、近所の人とのあいさつや会話が普通にある。そんな最高の“普通”がある場所です。

Q.未来に向けた課題 城下町で代々続く商売をしてきた方も多いのですが、後継者不足。空き店舗も多く、その活用を考えてくれる方に来てほしいです。

Q.参加者へのメッセージ 明治4年(1871年)創業、100年以上の間、食堂として地元に愛されてきた建物をキッチン付きシェアスペース『柳家』として活用中。現地インターンシップでは、その柳家を拠点に集まり、この街を盛り上げる方法を一緒に探していきましょう!

3. 結わえるメンター@由布市

中岡沙央里さん(由布市地域おこし協力隊)

 (124097)

Q.地域のいいところ 私が活動する由布市庄内町大津留地域は大分県の真ん中、“へそ”の部分に位置します。山が近くて緑が濃く、おいしいお米、野菜や果物が育ち、心も体も豊かに暮らせる場所です。

Q.未来に向けた課題 坂が多く、車の運転が難しくなった高齢者が“買い物難民”になる問題があります。地域の交流センターで買い物ができるような仕組みづくりを検討中です。

Q.参加者へのメッセージ スーパーフードの“まこも” や青竹の工芸品といった、隠れた名産品があります。今回は特に農産物のこれまでにない活用方法について、参加者と一緒に考えていきたいです。

4. 結わえるメンター@別府市

菅野静さん(湯治ぐらし)

 (124101)

Q.地域のいいところ 別府・鉄輪(かんなわ)温泉には湯治文化が今も活き活きと残っています。湯治とは1か所に長逗留し、温泉で体と心の養生をすること。ここは湯治客をやさしく迎え入れてきた場所です。

Q.未来に向けた課題 この地の課題というよりも、ストレス社会の日本を湯治の力で“素直”な社会に変えていきたいです。

Q.参加者へのメッセージ 湯治ぐらしでは「温泉」「食」「睡眠」「運動」をテーマにいろいろなプロジェクトが動いています。湯治×食、湯治×ファッションなど、湯治との掛け算で新しいライフスタイルを生み出したい。“アイデア源泉かけ流し”でお待ちしております!

5. 結わえるメンター@竹田市

※左から桑島祐子さん、川本祥子さん(まちづくりたけた)

 (124106)

Q.地域のいいところ 検索で出てこないまちの情報も、リアルにつぶやけば誰かが絶対、親切に教えてくれます。まさに“生きるSiri”がいっぱい暮らすまちです。

Q.未来に向けた課題 里山保全のために竹を切り出し、2万本もの灯籠を作ってまちの中で灯す「竹楽」という取り組みが毎年11月に開催されます。これを人手、資金面で持続可能にしていきたいです。

Q.参加者へのメッセージ 竹田・城下町へ来るときは1つのルートを除き、トンネルを通らなければ来られません。トンネルを抜けた先にはタイムスリップしたかのような町並みが!来ていただけたら、ここを好きにさせる自信があります!

6. 結わえるメンター@佐伯市

間世田淑子さん(ken合同会社)

 (124109)

Q.地域のいいところ 佐伯市の「瀬会(ぜあい)公園キ ャンプ場」は、敷地に入るとハワイの海辺に降り立ったと錯覚するロケーション。近くには美人の湯として知られる海水風呂『塩湯』もあり、ドルフィン・スイムを楽しめるところもあります。手頃な価格で、東京・銀座の高級寿司店を超える寿司にも出合えます。

Q.未来に向けた課題 誇れるものがたくさんあるのに、その魅力の言語化が地元でできていません。

Q.参加者へのメッセージ 今年4月から瀬会公園キャンプ場の指定管理を請け負っています。前職では海外リゾートも多く見てきました。ここはチャレンジのしがいがある場所です。

まずはこちらから!

8月20日(土)・9月3日(土)@東京、 9月3日(土)@福岡市、オープンセミナーを開催。

※オンラインセミナーも開催あり
「結わえるメンター」と一緒に大分を知りたいと思ったら、まずはオープンセミナーへご参加を。その後、本プログラムへの参加受け付けを行い、10月〜来年1月にキックオフ・ミーティングとワークショップ(東京、福岡市で開催)、大分での1泊2日インターンシップ、最終報告会(東京、福岡市)を開催します。現地までの宿泊・交通費を除き、ワークショップやインターンシップの参加は無料です。
主催:大分県
企画運営:つなぐ・まなぶが加速する体験『株式会社旅武者』
問い合わせ info@tabimusha.com
photographs & text by Takeshi Konishi

記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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