長野県在住のラーメンライター、たこにわです。ラーメン食べ歩きは40年以上、北は旭川、東は根室、西は長崎、南は石垣島まで訪麺しています。47都道府県制覇しました。僕は、ローカル色があり地味ながら頑張っているお店をみなさんにご紹介していきます。
隠れ家的な「奥市ラーメンちいちゃん」
夜、バーで飲んでいて、仲良くなった地元の方が教えてくれたお店が、
「奥市ラーメンちいちゃん」
「朝5時からやっているよ。とても話好きなおばあちゃん2人がラーメン作ってる」
そう言われたら、行くしかない。
「ちいちゃん」は古い商店街の一角にあった
そこから徒歩で2,3分ほど歩くと、見つけられる。いやはや何とも、ラーメン屋さんとは思えない入口だ。
なんだか、「ディープな世界へようこそ~」と誘われている気分
会話が飛び交う店内へ
完全にアウェイ状態であるが、勇気を出してイスに座りメニューを見る。
日曜日はカレーの日
「いやあ、このカレー、ホントに美味しいわ!」と頬張っている姿を見て筆者も食べたくなる。
どうも日曜日だけカレーも500円で出してくれるそうで、カレーを目当てに来る常連さんも多いと言う。
「あのう、ラーメンを食べに来たんだけど、カレーも美味しそうで、、、、もしできれば、カレー半分のサイズってOKですか?」とお願いしてみた。
「いいよー。カレー半分作ってあげる」と嬉しい返事。
そして最初に出てきたのが、このカレーライスだ。
家庭的な味、おばあちゃんの優しいお人柄を感じる。
豚骨の旨味が口に広がるスープ
この心遣いは嬉しい限り。
そして、数分後に出てきたラーメンは茶色に濁ったスープ、細麺の正統派の豚骨ラーメンだった。
なんだろうか、、、この旨味は。人情味溢れた旨味とでも言おうか。
「広島でも、確かこんなスープを飲んだことがあるな~」と自分の記憶をたどりながら味わっていく。
つるつるで喉越しのいい麺
つるつるだ。喉越しも抜群。
これで550円か。安い。
ここの常連さんが羨ましい限りだ。
元気の秘訣はお客さんとの会話
最初は岡山市の東に位置する「奥市」という場所から飲食店をスタートさせたそうだ。
「20年?30年?、、、もう何年になるかねえ、お店をやってからわかんなくなっちゃったよ」と笑いながら話す。
とても気さくなおばあちゃんだ(写真左が、ちいちゃん。右がご友人のバタちゃん)。
その後、お店を移転したり、体調を崩したりと、「いろいろあった」そうだが、この場所に移転して4年。ここを最後にしたいと言う。
でも、「お客さんとこうやってお話するのが元気の秘訣」とも。
「えー、わたしら、全国に出るんかい?化粧もせんで恥ずかしい」と言いつつ、ちゃっかり撮影に応じてくれた。
お茶目なおばあちゃんだ。いつまでも元気な町のラーメン屋さんでいて欲しい
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。