3. デザイン・ウィズ・ネーチャー
単に都市を緑化すればいいということではなく、緑の背後にある水の流れにまで考えをめぐらせなければ本質的ではありません。そんな、自然と都市を包括的に捉える視点をもう一度建築に呼び込むための示唆を与えてくれます。
書籍情報
著者:イアン・L・マクハーグ著、下河辺 淳訳、川瀬篤美訳
出版社:集文社
発売日:1994/9/1
4. 日本の民家 一九五五年
建築家の篠原一男さんは、日本の民家は自然から生えてきた「キノコ」のようなものだと言いました。今、私たちが生きる自然や都市からどんな「キノコ」が生え、結晶化できるのかを考えることもウェルビーイングとつながりそうです。
書籍情報
著者:二川幸夫
出版社:エーディーエー・エディタ・トーキョー
発売日:2017/4/28
5. 小さな家
スイスのレマン湖畔に両親の家をつくった出来事を、絵本のようなつくりでまとめた一冊。両親への愛が感じ取れる設計でありつつ、コルビュジエが提唱したピロティを除く近代建築の5原則が含まれている点に感銘を受けます。
書籍情報
著者:ル・コルビュジエ著、森田一敏訳
出版社:集文社
発売日:1980/1/1