2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-(ハッコウバ)」から、新商品が登場。東北に伝わる幻のどぶろく製法 “花酛(はなもと)”と、ビールのスタイル “スタウト(黒ビール)”をかけ合わせたSake「おこめのスタウト」を、6月25日から数量限定で販売しています。
本来の自由な酒づくりを追求していく haccoba のお酒。「昔の酒づくりはもっと自由だったし、これからも自由な方が良い」。haccoba のつくるお酒は、米や麹をつかう日本酒の伝統製法はそのままに、発酵過程でフルーツやハーブを加えるなど、自由な醸造スタイルです。かつて各家庭で醸造を楽しんでいた日本の発酵文化の源流にもとづき、お酒をつくる楽しさを分かち合います。ビールの原料であるホップと日本酒の伝統製法をかけ合わせたお酒をメインプロダクトとして展開していきます。
3つの “Craft Sake Brewery” によるコラボプロジェクト
クラフトビールのような自由な醸造スタイルで日本酒を醸す、酒蔵の新潮流 “Craft Sake Brewery” 。厳密には「日本酒(清酒)」ではなく、「その他の醸造酒」という酒類区分でお酒をつくっています。
そのジャンルで活躍する、WAKAZE 三軒茶屋醸造所(東京)、木花之醸造所(東京)、haccoba -Craft Sake Brewery-(福島)の3醸造所が、共通のテーマで Sake をつくり上げるプロジェクトをスタートしました。第1回は haccoba 創立を祝い「ホップ」を軸に、各醸造所の特色豊かにつくり上げました。これからも Sake文化を豊かにする新たな「その他の醸造酒」のつくり手を常に歓迎します。
※Twitterのハッシュタグ「#CraftSakeBrewery_2021Hop」で情報発信中
「おこめのスタウト」商品概要
〜異文化薫る、ロースト麹のかぐわしいお酒〜
日本酒にとっては異文化である “スタウト(黒ビール)” の香ばしさと深いコクを取り入れたいと考え、米麹を焙煎して仕込みました。米麹のもつ甘みやうまみは、焙煎により深みのある味わいへと変化させています。また、カラメルのような香ばしさをお米で表現することにも挑戦しました。
ベースとなる日本酒の製法は、地域性を活かし、古くから東北に伝わる “花酛(はなもと)” で仕込んでいます。東洋のホップ「唐花草(からはなそう)」を発酵初期に使用する製法です。また、江戸期の醸造法に影響を与えたともいわれる乳酸発酵茶の「阿波晩茶」も唐花草と同時に使用しました。唐花草と阿波晩茶により、クリアな甘さの中に、ふくよかでビターなうまみのあるお酒に仕上がっています。伝統と異文化を織り交ぜてつくる今回のお酒で、お米の無限の可能性を感じてください。
・価格:2,420円(税込)
・内容量:500ml/ 1本
・発売日:2021年6月25日(金)
・販売期間:2021年6月〜売切次第終了
・販売チャネル:オンラインストア、酒蔵店頭