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ネクストミーツの代替肉商品、全国のイトーヨーカドー店舗で販売へ

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ネクストミーツ株式会社が、全国のイトーヨーカドーで焼肉用代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」を2021年6月24日(木)から販売しています。

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目次

販売店舗が全国に拡大

SDGsや健康意識の高まりから拡大する代替肉需要。現代の過剰な畜産は地球温暖化を始めとした環境問題に大きな影響を与えており、代替肉はサステナブルな社会の実現に向けた一つの大きな鍵でもあります。

ネクストミーツの代表商品でもある、焼肉用代替肉「NEXTカルビ」と「NEXTハラミ」。昨年には焼肉チェーンの焼肉ライクとコラボをし、前代未聞の取り組みとして大変話題になりました。3月末からイトーヨーカドーの首都圏11店舗の精肉売場での販売を開始し、4月末には販売店舗を1都9県102店舗に拡大しました。そして今回、いよいよ販売店舗が全国に拡大となります。今回の全国展開で、日本各地で手に入りやすくなることで代替肉がより身近な存在となり、代替肉とその背景にある様々な環境問題への意識・関心が高まることを期待しています。

概要

販売開始日:6月24日(木)より順次
販売店舗:全国のイトーヨーカドー店舗
商品:NEXTカルビ1.1  80g1パック 398円(税込429円)
   NEXTハラミ1.1  80g1パック 398円(税込429円)
※完全植物性の商品です。動物性原料は一切含んでいません。

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イメージ(左:NEXTカルビ、右:NEXTハラミ)

代替肉で気候変動問題を解決

地球温暖化の影響は年々深刻化し、洪水、干ばつ、台風、熱波、森林火災などの災害が年々記録を更新しています。日本ではあまり知られていませんが、この原因である温室効果ガスの排出のおよそ15%が「過剰な畜産(食肉)」によるものです*¹。これは全ての交通機関・手段の排出量に匹敵するとも言われています。

畜産が地球に与える影響は極めて大きいことが近年の研究で証明されており、飼育に必要となる土地面積や飼料、用水の量の観点から、穀物や野菜等の植物性食料と比較してタンパク質源の生産にあたって必要となる資源量が多く、環境負荷が大きいと言われています。加えて特に牛は、消化の際に反芻運動でするゲップや糞の中から、地球温暖化につながるメタンガスを多く排出することも報告されています*²。

例えば、牛肉1kgにつき温室効果ガスは37.1キログラム*³も排出されますが、これはガソリン約16リットル分に当たります*⁴。また水の消費量は20,600リットル*⁵にも及び、お風呂100杯分以上に相当します*⁶。

私たちはこの過剰な畜産による、温室効果ガスを始めとする環境負荷を少しでも減らし、次世代の子どもたちにバトンを渡すためにも「地球を終わらせない」との想いで、植物性タンパクなどを原料とする代替肉の商品を開発・製造し、世界を舞台に広めています。

※1 参考:IPCC「Global Greenhouse Gas Emissions Data」
※2 参考:2014 by National Academy of Sciences; Gidon Eshel et al. PNAS 2014;111:11996 12001
※3 牛肉100gが371kcalであり、1000kcalあたり10キログラムの温室効果ガスが発生する。1kg(=1,000g)であれば3,710kcalとなり、発生する温室効果ガス量は37.1キログラムとなる。(*2の参考元を基に算出)
※4 「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」(経済産業省・環境省)を基に、単位発熱量(GJ/t GJ/kl)×排出係数(tC/GJ)×44/12=単位当たり二酸化炭素排出量(kg CO2/l)として算出
※5 参考:https://www.env.go.jp/water/virtual_water/kyouzai.html
※6 一般家庭の浴槽で1回に必要な水の量を約100リットルとして算出

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