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「彼氏が移住しちゃった!」会えるのは月1回。遠距離恋愛を乗り越えて結婚するまで

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この冬が終われば、春がはじまります。春といえば、就職や移動などで環境が変わる季節。ワクワクすることも多いですが、なかには今まで付き合っていた相手と物理的に離れてしまうといった悲しい出来事もあるのではないでしょうか。私自身もそのひとりで、彼の就職がきっかけで東京都⇔山梨県を約2年の遠距離恋愛を経て結婚しました。わたしたちの遠距離恋愛はどんな状況だったのか。これから遠距離恋愛になる方への1つの参考になれば幸いです。

目次

出会いは大学のサークル

私と彼の出会いは大学のサークルです。大学1年生の時から付き合い始めて学科は別々だったものの、週3回のサークルと週1回のデートで顔を合わせていました。週に半分以上、顔を合わせていた私たちが遠距離恋愛になったきっかけは彼の就職なのですが、彼の希望している仕事は動物関連で都市部にはあまりない仕事。畜産農家が多い地域への就職はほぼ確実でした。

「大分、北海道、山梨、どこがいいかな?」

彼が結果的に受かったのが大分、北海道、山梨の3道県。どの仕事もほぼ同じ内容だったため、あとは移住する地域を決めるのみという段階。

 「東京から一番近い山梨で。」

山梨県なら東京都の隣だし、週に1回は会えるだろうと思っていた私は山梨県を選択。この一言で彼は山梨県に移住していくことになりました。

 

遠距離恋愛スタート

3月下旬に引越していった彼。4月になりいざお互い仕事がはじまると、私は月、木曜日の固定休み、彼は土日祝日休みと休みがお互い全く合わないことが発覚し、会うことが困難に……。幸いなことに月曜日は祝日になることが多く、この祝日を使って会っていましたが、祝日が重ならない月は一か月以上会わないこともありました。やはりこうなってくると単純に会えないことが寂しくて、辛かったのを覚えています。

会えないのをきっかけにはじめた毎日の連絡がストレスに

遠距離恋愛をはじめて数か月。会えない状況を少しでも何とかしようと毎日の連絡をはじめました。最初はよかったんですが、社会人として働き始めたばかりでお互いの疲労もMAX。次第に電話をしても繋がらなかったり、LINEが朝まで既読スルーになってしまうことも多く、何度もスマホをチェックするなどストレスにつながることもしばしば出てきました。

 

彼を考える時間をいい意味で減らす

今まで週の半分以上は会っていたこともあり、「会えない」「LINEが返ってこない」という現実が「私に気持ちが無くなったから返信がないのでは?」という不安を搔き立て、月日を追うごとに私自身のストレスになっていました。直接会った時にLINEの返信が来ないことを伝えて言い争いになり、せっかく会えたのに険悪なムードで解散することも。「どうしたら上手く遠距離恋愛と付き合っていけるんだろう」と考えるようになったものの、なかなか答えはでず……。どれくらい考えたのか忘れてしまいましたが、悩むのに疲れてきたころ突然、「一旦、忘れてみよう」という気持ちへ。新しいことに目を向けて彼を考える時間をいい意味で減らそうと思ったんです。なぜこの答えが浮かんだのかは分かりませんが、この行動が遠距離恋愛中のターニングポイントだったと思います。

スポーツジムに通いはじめる

まずスポーツジムに通い始めました。理由は単純でダイエットにつながるという思いと、たまたまテレビに出ていた芸人さんがイライラした時や不安になった時、ジムのランニングマシンで死ぬほど走って思考を停止させてから寝る。と発言していたのを目にしたから。その日からとにかく走りまくり、1か月後には1日10kmのランニング。効果はてきめんで、「LINEの返信が来ない」とか「眠いけど電話待ってみようかな」とか考えることなく家に帰ってすぐに爆睡するようになりました。

 

余裕が生まれ始める

私のなかに心境の変化はあったものの、毎日の連絡は続けていました。だけど家に帰ってすぐ寝てしまうため、スポーツジムに行く途中にLINEする→朝、返信を見る→朝もしくはスポーツジムに行く途中で返信するといったサイクルに変化。朝に返信があればいいので、仕事から帰ってLINEの返信を何度もチェックすることもなくなり、連絡が来ない時間をストレスに思うことが少なくなっていました。

その結果……

さらに直接会った時も「なんでLINE遅いの?」などと言うことが無くなったため、ケンカすることもなく楽しく過ごせるように。そうなってくると「もっと会いたい」という気持ちが再燃してくるのですが、その気持ちは彼も同じだったようで、このタイミングで結婚の話題が出て、約2年の遠距離恋愛に幕を閉じました。

「会えた時は楽しく過ごし、楽しい気持ちのまま別れる」

今思えば「会えた時は楽しく過ごし、楽しい気持ちのまま別れる」ということが遠距離恋愛を続けるにあたってとくに大切なポイントだったのかもしれません。楽しい記憶で終わると、次に会った時もきっと楽しいのだろうという思いになり、毎回「やっと会えた!」という純粋に嬉しい気持ちで会えていたように思います。その気持ちが次第に私たちを結婚へと導いてくれました。

お互いの夢を追えば恋愛に遠距離はつきもの

お互いの夢を追うために一定期間を離れて暮らす選択に迫られるカップルや、オンラインで出会い、なかなか会えない生活をしているカップルも多いのではないでしょうか。
遠距離でもお互いの気持ちを尊重し合いながら上手く付き合い続けることができればきっと素敵な未来が待っているはず。

1つの経験談ではありますが、ぜひ皆さんも遠距離恋愛する前に、スポーツジムをはじめ、料理、オンラインレッスンなど自分の気になることを今から探して準備しておくのもいいかもしれません。

 

 

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