職人の手編み技術によりふっくらと仕上がった、スペシャルなルームシューズ「MERI」。ただの布ぞうりではなく、ニット製品を専門にする東京都墨田区の工場で生まれたメリヤス紐でできている。履き心地は驚くほど柔らかく、ほどよい厚みがあるので足が疲れにくい設計だ。
仕掛け人は、その工場の3代目として生まれ、現在は『オレンジトーキョー』を経営する小高集さん。2006年頃、縮小している繊維業界の厳しさから「下請けではなく自社商品をつくろう!」と決意。試行錯誤を続けていたとき、一本の電話が彼の人生を大きく変える。「青森で布ぞうりをつくっているご高齢のチームから、余っている布が欲しいと連絡があったんです。お送りするとお礼に布ぞうりが届き、ニットの特性によるフィット感に感動して、開発協力をお願いしました」。
こうして誕生した「MERI」。素材と手編み技術の両面で、紡がれてきた文化を“履き”継いでいこう。
\ここがオススメ/
家族へのギフトや日本土産などに!
バースデーや引っ越しなどのギフト、お見舞いのほか、海外への日本土産にもよく購入されている。旅先でのルームシューズにもオススメ。
MERI
おばあちゃんの知恵と、70年ものの編み機で編んだ特別なメリヤス紐を掛け合わせて誕生したルームシューズ。オリジナルデザインで、現在は5シリーズ6柄で計30種がある。抗菌防臭と吸水速乾に優れている。水洗い可。東京、青森、ベトナム・ハノイの職人の手編みで、最終的に日本で仕上げられている。オンラインショップと直営店などで販売中。●7560円〜(オレンジトーキョー www.orange-tokyo.jp)