「王余魚」、この魚の名前は?
おうよぎょ・・・?
煮付けや唐揚げとしても登場するあの魚の名前、な~んだ?
正解:かれい
正解は「かれい」でした!王余魚は一般的にカレイ科に属する魚で、基本的には右側の面に目が2つ付いています。王余魚は世界に100種類ほどいるといわれ、日本だけでも「石王余魚」、「メイタ王余魚」など40種類は存在しているのだそう。また長寿の魚としても有名で、大型の「オヒョウ」になると平均30年、ヨーロッパに生育する最大1mにも成長する「プレイス」になると50年ほど生きるものもいると言われています。
王余魚の由来
王余魚の由来は中国の故事に由来し、王様が魚を半分食べたあと、そのまま放流したところ半分になった魚がスイスイと泳ぎだしたという伝説に基づいているのだとか。
石川県が制定した魚
石川県で獲れる魚介類の「再評価」と「消費拡大」を目的として、王余魚を春のさかなに制定しています。
かれい
よく、「左平目に右カレイ」といいます。概ねこれで正しいようです。というのは、平目といわれている魚は標準和名がヒラメの一種類のみですがカレイといわれているのはアカガレイ、マコガレイ等いろいろあって、中には左を向いたカレイもいるからです。たくさんいるカレイの中で石川県で主に漁獲されるのは、アカガレイ、マガレイ、ムシガレイ、ヤナギムシガレイ、マコガレイ、ソウハチ、ヒレグロです。石川県ではマガレイを「くちぼそ」、ムシガレイを「すがれい」、ヤナギムシガレイを「ささがれい」、ソウハチを「あわて」、ヒレグロを「なめたがれい」と呼んでいます。フランス料理のムニエルで有名なシタビラメはウシノシタ科の魚で、「ねじた」あるいは「ねじらがれい」と呼ばれています。
引用元:石川県
生まれたての王余魚は左右に目がある!?
実は生まれてすぐの王余魚は普通の魚と同様、目が両側にあるのをご存知でしたか?生まれて2週間ほど経つと徐々に目が移動し、30日~40日ほどで片側に寄るのだそう。さらに生まれたての頃は背びれを上にして泳いでいるのだとか!両目が片側に定着したあとは、砂に隠れて海底生活を送るのだそうです。驚きですね。
今回は、王余魚をご紹介しました。王余魚は表面にぬめりがあってお腹に張りがあるものが美味しい王余魚を見分けるポイントなんだそうですよ。王余魚を買う時の参考にしてみてくださいね。
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