【ローカルカレー】日々進化を続ける「Re.Works」東京から日本のカレー文化の世界発信目指す

【ローカルカレー】日々進化を続ける「Re.Works」東京から日本のカレー文化の世界発信目指す

年々注目度が高まるスパイスカレーは、それぞれの個性的な味付けの楽しさに加え、彩り豊かな盛り付けも目にも楽しく、特に暑い夏には無性に食べたくなる人も多いのではないだろうか。カレーのオンラインショップ「Re.Works(リワークス)」は、「身体が喜ぶ鯖カレー」を看板商品に、個性的なカレーを作る料理人のカレーを取りそろえ、日々進化を続けている。

はじまりは間借りカレー店を集めたイベント

カレーのオンラインショップ「Re.Works」を運営する藤原優太さんと大津北斗さんは、学生時代に飲食店でのアルバイトで出会い、共に飲食企業や飲食店で経験を積み、現在は飲食店に対するコンサルティングを手がける。
インド料理店のコンサルティングの際、それまで経験のなかったカレーの作り方やスパイスについてインド出身の店員から教えてもらい、その面白さを認識。カレーに関する情報やネットワークが広がる中、コロナ禍で間借りカレー店の料理人たちが営業できていないことを知り、カレーを盛り上げようと間借りカレー店を集めたイベントなどを開催してきた。

「身体が喜ぶ鯖カレー」が人気に

イベントを通してサバを使ったカレーに出会って興味を持ち、料理人でもあり美味しいものを再現するのが得意だという大津さん自らもオリジナルカレーの開発に着手。「毎日でも食べられるスパイスカレー」を目指して美味しさを追求した結果、小麦粉や添加物を使わず、サバと野菜中心に身体によい食材のみを使い、クセの強いスパイスは使わずに昆布の出汁などを加えることでどこか懐かしい感じがするスパイスカレー「身体が喜ぶ鯖カレー」ができあがり、予想以上の人気商品となった。

「身体が喜ぶ鯖カレー」のレシピ
「身体が喜ぶ鯖カレー」のレシピ

「資源のもったいないを無くす」

Re.Worksの思いは「大切な家族や仲間 未来の子ども達のために 資源のもったいないを無くす」こと。
さらなるコロナ禍でイベントの開催ができず、カレーを販売することが困難になり、常連客から「自宅で食べたい」と要望をもらったことをきっかけにカレーのオンラインショップを開設。
「『自分たちが食べたいもの』だけを集めた究極の自己満ショップ」というコンセプトの下、イベントを通して知り合い、販売場所を失っている料理人が作るカレーなども取りそろえるオンラインショップ「Re.Works」をスタートした。
屋号の「Re.」はリサイクル、リデュースなどを意味し、使用する食材についても、規格外などの理由で廃棄される「もったいない」野菜を使用することも推進している。

実店舗「ホクトカレー仙川店」

2021年6月には「身体が喜ぶ鯖カレー」を看板メニューとする実店舗「ホクトカレー仙川店」を東京都調布市にオープン。「身体をリセットするカレー屋」もコンセプトに、野菜とスパイスのみで作った「10種の野菜カレー」や、「担々麺が好きなのでカレーにしてみた」という「担々キーマ」なども用意。他の料理人のカレーとのコラボレーションや知人が手掛ける薬膳茶なども用意する。

ホクトカレー仙川店で提供する「担々キーマ」
ホクトカレー仙川店で提供する「担々キーマ」

新しいメニューを続々と開発し、カレー仲間のネットワークを全国に広げることを計画しているという「Re.Works」。日本の文化となりつつあるカレーを仲間たちと一緒に盛り上げ、世界への発信も企む2人の今後に注目。進化するカレーを堪能しながら、今後の活動をフォローしていきたい。

■Re.Worksホームページ 
文|土田真樹子

編集部ピックアップEDITER’S PICK UP